『NEO』の童守小学校の児童の家族
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「地獄先生ぬ〜べ〜の登場人物」の記事における「『NEO』の童守小学校の児童の家族」の解説
北 栄二(きた えいじ) 北健斗の父親。一人称は「俺」。妻とお互いに不倫をし、離婚して健斗を引き取った。しかし、当の息子が自分には何も期待していないため、それをいいことに息子をほったらかしで、不倫相手の土屋多絵の家に入り浸っている。「仕事で帰れないことが多い」を理由にする上、郷子からデリバリーという方法を提案された際に「お金で済む話ならすぐ手配します、では」とすぐ電話を切るなど、息子のことを真剣に考えない自分勝手な性格。さらに、独断で物事を決めてそれを一方的に息子に強制したり、それに反抗する息子を平手打ちで殴るなど、かなり高圧的な態度をとる。会社の都合で大阪に引っ越すと決めたが、ぬ〜べ〜の流した映像で息子が妖怪に襲われているのを見て息子を助け、大阪に引っ越すことを取り止めた。その後、土屋多絵との同居をまたしても独断で決め、決定事項だとして息子に従うよう強制する辺り、反省してないように見える。 土屋 多絵(つちや たえ) 北栄二の不倫相手の若い女性。一人称は「私」。26歳で、バツイチ。優しい性格で、ロングヘアーと巨乳が特徴の美人。6年前に結婚して息子・たかしを産んだが、息子が病死し、ふさぎ込んでいたことで後に夫と離婚。派遣社員として勤めた会社で栄二と出会い、彼の部下として働く。自分の身の上を知っても親身に接してくれた栄二に好意を抱き、自分から告白。栄二のほうも自分の家族関係が冷え切っていたため、両想いとなり不倫に至った。 栄二の家で同居することになった時は、彼の息子・健斗からは毛嫌いされ、料理を作ったり風呂を沸かしても避けられていた。そして、健斗の人生を壊したことを理解しその罪悪感から家を出て行こうとするも妖怪「赤子」に憑かれ、彼女の悲しみで力を増した赤子に自殺させられそうになったが、健斗とぬ〜べ〜に助けられた。 健斗の母親 北栄二の妻。共働きで息子・健斗のことにかまっていられず、栄二と離婚し、再婚の邪魔になるという理由から互いに息子を押し付けあっていた。息子が小さいころ、少年野球のチームに入って活躍していたころに毎日夫婦喧嘩をしていたため、「一生懸命がんばっても誰も見てくれない」「何かに熱くなるのが怖くなる」などの深いトラウマを作った元凶になっている。回想シーンで後ろ姿や顔が黒くかかって見えない状態で少しだけ出てくるが未登場。 滝川 あけみ(たきがわ あけみ) 滝 川衛の母親。太った体型の女性。一人称は「私」。息子・衛が小3のころにDV夫と離婚して以来、育児放棄してパチンコ店に入り浸っていたが、ぬ〜べ〜の演技で妖怪に襲われ、息子に何度か妖怪から庇ってもらったり救ってもらったことで和解した。その後は息子にちゃんと食事を食べさせている他、質屋に私物を預けて新しい服や新作ゲームを買ってあげたりしている。 衛の父親 過去の回想に出てきたあけみの元夫。粗暴そうな風貌の男性。衛が小3のころに離婚し別れた後は養育費を払っておらず、あけみと衛は苦しい生活を送る羽目になってしまう。息子が赤ん坊のころは子育てを妻に丸投げしており、自分は手伝わずに競馬に夢中になっていた。DVで妻に暴力を振るっていたが、息子が彼女を自分の暴力から庇っていた時はためらっている姿が見られる。 星蘭の父親 職業は会計士。一人称は「私」。娘・星蘭が生まれてすぐ大きな病気にかかって以来、異常なまでの過保護となって育て、モンスターペアレントと化して事あるごとに些細な理由で教師たちにクレームを投げつけており、ぬ〜べ〜のことも「バカ教師」と軽蔑して毛嫌いしている。過去に健斗たちが4年生の時の担任の先生をノイローゼにさせたことがある。 自身の日ごろの行いが原因で娘が学校帰りに妖怪「ズリ子」に襲われた際に自身に対する本心を知り、娘の成長を喜びながら和解した。その後もすねこすりの被害に遭った娘をぬ〜べ〜の授業のせいと勘違いしたり、彼女の仮病を疑うことなく真に受けたりと過保護な性格は変わっていない模様。悪性のガンに侵されるが(ぬ〜べ〜の力を借りた)ジャンが自分の力によってガンをおじゃんにしたことで命を取り留めた。 星蘭の母親 娘・星蘭に対して異常に過保護な夫を常に心配し、宥めていた。しかし、彼女自身も娘に対して甘すぎる一面がある。 百合愛の母親 娘・百合愛が幼いころ、空想の友達・ジャキーと話しているのを見て心配していた。初登場の時は声のみで、現在は後ろ姿のみの登場で容姿は不明(髪型と髪色は娘に近い)。 真困内猿比羅悪の母親 息子・猿比羅悪に過保護な女性。 瑠海の母親 黒髪で娘の瑠海と同じ身長かつふくよかな体型の持ち主。瑠海がモスマンの幼虫を家に持ち帰ってきた翌朝、モスマンに自分の姿を擬態され繭の中に閉じ込められてしまい後に病院に運ばれた(ショック状態だったが命に別状はない模様)。初登場時は姿が判明しておらず、風邪を引いた瑠海の診察を受けさせるために保険証を持って彼女が家に帰ってくるのを待ち続けていた。
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