『3rd』のキャラクター
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「ストリートファイターIII」の記事における「『3rd』のキャラクター」の解説
春麗 声:田中敦子 SA1:気功掌 / SA2:鳳翼扇 / SA3:天星乱華 『II』と比較すると時系列の進行に伴い、デモムービーやボイスも大人の女性のキャラクターを念頭に置いたものとなった。しゃがみ時にはあぐらをかくなど本作品独特のアクションも追加された。グラフィックは生みの親である安田朗が担当し、当人の入れ込み具合から非常にアニメーションパターンの多いキャラクターとなっており、それゆえ開発期限ぎりぎりまで制作されたという経緯がある。1997年のAMショーの『2nd』の発表時にムービーにてイラスト限定で『3rd』参戦を最初に発表されたキャラクターでもある。 勝ちポーズの笑ってピースするバージョンでは『II』のものを継承していたが、ロケテストバージョンでは顔が赤くなって照れるという『II』に無かった演出が追加され、本リリースでは勝ちポーズ中にスタートボタンを押していたときだけ赤くなるという隠し演出となった。 レミー 声:関口英司 SA1:憤怒のシュペルノーヴァ / SA2:ヴィエルジュに安息を / SA3:傷心のノクテュルヌ 格闘家であった父が家庭を顧みなかったために家庭が崩壊し、その父に対する憎しみからひいては格闘家の存在そのものを憎むようになった男。 タメ技構成だが、華奢な外見通りに体力・スタン値ともに低い。 まこと 声:津村まこと SA1:正中線五段突き / SA2:暴れ土佐波砕き / SA3:丹田練氣・攻めの型 土佐弁を喋る熱血空手少女。家の空手道場「竜胆館(りんどうかん)」の再興のために戦う。 エンディングでは竜胆館の最年少師範として道場を再興する。 正中線五段突きに見られるように、リュウやケンと違い、伝統派空手の要素が強い。 トゥエルヴ 声:Lawrence Bayne SA1:X.N.D.L. / SA2:X.F.L.A.T. / SA3:X.C.O.P.Y. 変幻自在のボディを持つネクロの完成型とも言える人型兵器。時間は違うがネクロステージとステージが共用。対ネクロ戦では同族の仲間と登場する演出がある。 トゥエルヴの勝利デモでのセリフは一見0と1の羅列に見えるが、5桁の2進数とアルファベットを対応させると英単語であることが分かる。 相手に変身するスーパーアーツX.C.O.P.Y.は対ギル戦でも有効で、アーケード版においてギルを操作する唯一の方法となる。 Q 声:Len Carlson SA1:突進および致死連続打撃(仮) / SA2:腹部および後頭部への痛打(仮) / SA3:爆発を伴う打撃や捕獲(仮) 鉄仮面とトレンチコートに身を包む謎の人物。複数の猟奇事件に関わっているとされ、CIAにマークされている。 通常のCPU戦のテーブルには登場せず、一定条件下で乱入してくる。通常『3rd』の対CPU戦では同キャラクターとの対戦はないが、Q使用時でもQの乱入は発生する。 戦闘時や勝利コメント時にも基本的には全く言葉を発しないが、SA3を相手に決めた時に「Danger!」と叫んだり、勝利時に何かを呟く様子も見られる。この勝利メッセージは日本語版では意味不明であるが、英語版ではカッコ内に訳文が示されている。 ほぼ全てのアクションにおいて上半身と下半身の動きが同期していない。ジャンプ技はパンチは足が、キックは上半身がガラ空き。立ち・しゃがみ大蹴りはバランスを崩して転倒してしまう。
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