『闘神伝2』に登場
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トレーシー 声 - 緒方恵美 1月11日生まれ。初登場時21歳。B型。身長164cm。体重48kg。 アメリカ人女性。職業は刑事。わざと相手に殴らせておいてから、正当防衛を理由に相手を叩きのめすという警察の問題児。だがプロ意識が決してないわけではなく、悪質な犯罪は見逃さない確かな正義感も持ち合わせている。武器はスタンガンを仕込んだトンファー。 カオス 声 - 難波圭一 12月24日生まれ。B型。身長235cm。体重70kg。 スリランカ人男性。秘密結社の四大幹部の1人だったが、強化改造手術を受けて精神に異常をきたしてしまった。モーションや勝利時の台詞が非常にコミカルであり、悲劇的なバックボーンを持ちながらお笑い担当キャラクターとして認知されている。35歳(『闘神伝2』当時)。 武器は最後の審判(大鎌)と玄武の盾。後に『闘神伝 昴』に登場するゲンマに玄武の盾を奪われる。 ウラヌス 声 - 富沢美智恵 国籍不明の女性。秘密結社の四大幹部の筆頭。『闘神伝2』のストーリーの黒幕であり、中ボス。幹部の地位に飽き足らず、結社の全てを手中に収めんとして蠢動する。ガイアの抹殺を謀り、カオスを強化手術の実験台にし、さらにはマスターさえ傀儡にしようとする。実はデュークとは元恋人同士。鎧に装備された翼で空を飛ぶことができるが、操作を誤るとリングアウトしてしまう場合もある。 武器は朱雀の弓。後に『闘神伝 昴』に登場するプエラに朱雀の弓を譲って、行方をくらませる。『パズルアリーナ』でも中ボスで登場する。 『熱闘』ではラスボスとして登場(隠しコマンドで使用も可能)。他のキャラに対しては冷徹な性格を見せるが、本物のガイア(「ガイアII」)に乙女のような恋慕を寄せており、彼に対しての勝利メッセージでは強さだけでなく料理が得意なことをアピールしている。 マスター(主帝) 声 - 小野寺麻理子 強力な超能力を持つベルギー出身の少年であり、秘密結社のトップを務める。17歳。常に目を伏せていて、声、容姿とも中性的。『闘神伝2』のボスキャラクターであり、武器を持たず、超能力で巨大な剣を創り出して攻撃する。実は何者かの手によって造り出されたクローン人間とおぼしきバックボーンがある。なお開発段階では性別は不詳であった。『カードクエスト』においては中ボスとして登場するが、プレイヤーに対し友好的で優しい一面を見せる。 公認アンソロジーコミックでのタカラ開発チームによると、エリスの幼馴染で『闘神伝S』に登場するクピードーの弟という設定が設けられている。そのため、クピードーの双子の弟で『闘神伝URA』に登場するリッパーとも必然的に兄弟ということになるが、真相は明らかになっていない。 『2』までの全てのキャラクターが登場するOVA版では、唯一登場しない。また、漫画『エリスまけないもんっ!』でも登場しない(この作品の黒幕はウラヌス)。 ヴァーミリオン 声 - 難波圭一 ※『にとうしんでん』のみ井上和彦 国籍不明。『闘神伝2』において隠しボスとして登場した謎の男。黒いコートと鼻眼鏡を身につけ、ショットガンと金色の拳銃で武装している。その銃は無限の射程距離と弾数を持ち、ほぼ瞬間的に攻撃が届く。また、技の種類こそ少ないものの、銃撃はあらゆる飛び道具を貫通する上に高い攻撃力を誇る。 『闘神伝3』では、「アゴーン・テオス教団」所属の諜報部の責任者だと判明し、ショットガンを大型のデリンジャーに持ち替え、服装もタキシード風のスーツに変更された。また、対戦バランスの都合上、装弾数の設定と再装填の動作が追加されて、『2』ほどの強さはなくなった。 古代組織に所属してはいるが、教祖のアベルを内心では憎んでおり、自分が新たな教祖になろうとしている。そして『闘神伝 昴』の本人のエンディングで野望を実現させる。『昴』では通常の銃弾さえガード不能の高性能キャラクターになり、他のキャラクターとチームを組むことができない。つまりヴァーミリオン1人で他のキャラクター3人のチームを相手にすることになるわけだが、それでもヴァーミリオン側が有利なほどである。
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