伽羅とは? わかりやすく解説

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きゃら【×伽羅】

読み方:きゃら

《(梵)kālāguru音写「伽羅阿伽嚧」の略。また、tagaraの音写「多伽羅」の略とも》

ジンコウの別名。香木として有名。

香料一種ジンコウなどの香木樹心から製する良質の香。

伽羅木(きゃらぼく)」の略。

よいものをほめていう語。

「姿こそひなびたれ、心は—にて候」〈浄・十六夜物語

江戸時代遊里で、金銭のこと。


から【加羅/伽羅】

読み方:から

加耶(かや)


伽羅

読み方:カラkara

古代朝鮮小国


伽羅

読み方:キャラ(kyara), メイボク(meiboku)

イチイ科常緑針葉低木園芸植物


伽羅

読み方:キャラ(kyara)

(1)香木の名、沈香からとった天然香料、また優良なものの賞めことば。
(2)遊里金銀隠語


きゃら 【伽羅】

→ 香

伽羅

作者浅田次郎

収載図書鉄道員
出版社集英社
刊行年月1997.4

収載図書鉄道員
出版社集英社
刊行年月2000.3
シリーズ名集英社文庫


伽羅

読み方:キャラ(kyara), メイボク(meiboku)

キャラボク別称
イチイ科常緑針葉低木園芸植物

学名 Taxus cuspidata var.unbraculifera


沈香

( 伽羅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 13:32 UTC 版)

沈香(じんこう、学名: Aquilaria agallocha英語:agarwood)は、熱帯アジア原産ジンチョウゲ科ジンコウ属英語版の常緑高木。代表的な香木の一つ。


  1. ^ 「シャム」はタイ国、インドシナ半島の古名。
  2. ^ 「タニ」は「パタニ王国」のことで、マレー半島にあった王朝。
  3. ^ 山田憲太郎『香料の道』中央公論社中公新書 483)1977、203頁には、16世紀末のリンスホーテンの記事として「インディエでカランバとかパロ・デ・アギラと呼ばれるリグヌム・アロエス…」が挙げられている。これはインドの沈香木に関する記述である。
  4. ^ 沈香の香り成分を生み出す重要な酵素を発見』(PDF)(プレスリリース)富山大学和漢医薬学総合研究所、2022年1月17日https://www.u-toyama.ac.jp/wp/wp-content/uploads/20220118.pdf2023年9月23日閲覧 
  5. ^ Identification of a diarylpentanoid-producing polyketide synthase revealing an unusual biosynthetic pathway of 2-(2-phenylethyl)chromones in agarwood”. Nature Communications (2022年1月17日). 2023年9月23日閲覧。
  6. ^ 『日本書紀』巻22。
  7. ^ 正倉院はもと東大寺の倉庫であったが、現在は宮内庁が管理している。
  8. ^ 名称には「蘭」「奢」「待」の各文字の中にそれぞれ「東」「大」「寺」が隠れており、こちらの名称のほうが有名である。
  9. ^ 宮本義己「徳川家康と本草学」(笠谷和比古編『徳川家康―その政治と文化・芸能―』宮帯出版社、2016年)
  10. ^ 宮本義己「徳川家康と本草学」(笠谷和比古編『徳川家康―その政治と文化・芸能―』宮帯出版社、2016年)


「沈香」の続きの解説一覧

伽羅(きゃら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:41 UTC 版)

嘘喰い」の記事における「伽羅(きゃら)」の解説

元賭郎の立会人当時の貘の専属立会人)。カールボディーガード。後に貘らと行動共にする

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伽羅(きゃら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:41 UTC 版)

嘘喰い」の記事における「伽羅(きゃら)」の解説

賭郎の元立会人號)。

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伽羅(きゃら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 23:04 UTC 版)

龍王魔法陣」の記事における「伽羅(きゃら)」の解説

法城京従者クールな女性香椎慕っている。

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伽羅(中野みゆき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:14 UTC 版)

水戸黄門外伝 かげろう忍法帖」の記事における「伽羅(中野みゆき)」の解説

かげろう組のくノ一サブリーダー格。劇中何度も悪人から褒め称えられるほどの美貌色香気品兼ね備えており、伽羅が敵であることが判明した後でもなお、伽羅に対して執心を抱く悪人もいるほどである。

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伽羅(きゃら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 03:32 UTC 版)

みかん絵日記」の記事における「伽羅(きゃら)」の解説

世良飼い猫アビシニアンの雌。名付け親世良の母。こりんご仲良し血統書付き。気が強く怒らせると怖いが、(現在で言う)ツンデレな面もある。

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伽羅(きゃら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:00 UTC 版)

ONIシリーズ」の記事における「伽羅(きゃら)」の解説

金丸幼馴染。琥金丸妖魔血を引くONIであると物語冒頭で知るも、健気に旅についてくるおてんばな少女。実はその正体は、敵である西洋妖怪仲間であり、琥金丸魔王生贄捧げるために幼少から近づいていた。助けに来た琥金丸裏切って動揺させ、絶体絶命危機陥れる。しかし、一緒に暮らす内にいつしか琥金丸の事を好きになってしまったため、彼を本来の味方攻撃から身を呈して庇い致命傷受けてしまう。天地丸助けられた後、琥金丸自分好意伝え息を引き取った

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伽羅(きゃら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 08:39 UTC 版)

外道忍法帖」の記事における「伽羅(きゃら)」の解説

長崎色町丸山でも名物遊女あまりにあっけらかんとしていて知性疑われるような性格忍法封じられた扇千代気に入り自分間夫として勝手にもてなすが、その行く先々激し忍法争い目撃することになる。

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伽羅

出典:『Wiktionary』 (2019/07/05 00:20 UTC 版)

名詞

 (きゃら)

  1. (「多伽羅」の略)香木一種黒色で、光沢があり、日本では最も大切に扱われていた沈香種類
  2. 世辞。おせじ。
  3. 品質良い物を褒め高めていう言葉
  4. 観賞用によく庭などに植えられるイチイ科の木。キャラボク
  5. (色)濃い茶色。焦げ茶
  6. 古用・俗)遊廓で、金銭を指す言葉

類義語

派生語

関連語

翻訳

固有名詞

 (から)

  1. 3世紀から6世紀に、朝鮮半島南部にあった小国家群。加羅迦羅。また伽耶(かや)、加耶ともいう。

「 伽羅」の例文・使い方・用例・文例

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