マレーシア航空
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 01:46 UTC 版)
塗装
垂直尾翼にも描かれている同社のシンボルマークは、マレーシアの伝統的な三日月型の凧「ワウブラン(ワウ=凧、ブラン=月)」を図案化したものである。これは後に新塗装で導入したB737-800、A330-300、A350-900にも反映されている。
機材
マレーシア航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)はH6で、航空機の形式名は737-8H6などとなる。
運用機材
航空機 | 運用数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S | C | W | Y | 合計 | ||||
エアバスA330-200 | 6 | - | - | 19 | 40 | 228 | 287 | |
エアバスA330-300 | 15 | - | - | 27 | 16 | 247 | 290 | |
エアバスA330-900 | - | 20 | - | 28 | 24 | 245 | 297 | 2024年以降受領予定 A330-200/300を置き換え[19] |
エアバスA350-900 | 7 | 3 | 4 | 35 | 27 | 220 | 286 | |
ボーイング737-800 | 42 | - | - | 16 | - | 144 | 160 | |
12 | 162 | 174 | ||||||
ボーイング737 MAX 8 | - | 25 | - | 12 | - | 162 | 174 | 2023年よりリース機受領予定[20] |
ボーイング737 MAX 10 | - | 10 | TBA | 2016年MAX 8を25機発注→翌年10機をMAX 10へ変更[21] | ||||
貨物機 | ||||||||
エアバスA330-200F | 3 | - | - | 貨物 | ||||
Total | 73 | 58 |
エアバスA350型機の運航路線は、長距離路線のクアラルンプール - ロンドン線が2018年1月より運航開始、同年5月5日より成田 - クアラルンプール線のうちMH89/MH88、さらに6月5日には週5便のMH71/MH70で就航し[22]、大阪/関西 - クアラルンプール線にも同年8月5日より就航していたが[23]、日本路線は2020年のCOVID-19流行により殆ど運休となった。その後、渡航制限緩和により、2022年12月現在成田 - クアラルンプール線は毎日、大阪/関西 - クアラルンプール線は週5便、東京 - クアラルンプール線は早朝・深夜便として週5便の運航となっているが、エアバスA350型機の運航路線はこのうち成田 - クアラルンプール線となっている。
-
エアバスA330-200
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エアバスA330-200F
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エアバスA330-300
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エアバスA330-300(ワンワールド塗装)
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エアバスA330-300(マラヤの虎 特別塗装)
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エアバスA350-900
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ボーイング737-800
退役機材
- エアバスA300B4
- エアバスA300C4-600R
- エアバスA310-300
- エアバスA380-800
※2022年、A330-900購入担保としてエアバスへ売却[24] - ボーイング707
- ボーイング737-100/200
- ボーイング737-300SF/400/500
- ボーイング737-700BBJ
- ボーイング747-100/200B/200C/200SF
- ボーイング747-300M/300SF
- ボーイング747-400/400F/400M
- ボーイング777-200ER
- ブリストル ブリタニア
- ブリテン・ノーマン アイランダー
- デ・ハビランド DH.106 コメット
- デ・ハビランド・カナダ DHC-2
- デ・ハビランド・カナダ DHC-6
- ダグラス DC-3
- ダグラス DC-4
- フォッカー F27
- フォッカー 50
- ロッキード L-1049 スーパーコンステレーション
- マクドネル・ダグラス DC-10-10/30/30CF
- マクドネル・ダグラス MD-11/MD-11CF/MD-11F
- スコティッシュ・アビエーション ツインパイオニア
- ビッカース バイカウント
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エアバスA300B4
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エアバスA300C4-600R
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エアバスA380-800(A380通算100機目記念ステッカー付)
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エアバスA380-841
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ボーイング707-320
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ボーイング737-200adv
-
ボーイング737-300SF
-
ボーイング737-400
-
ボーイング737-500
-
ボーイング747-200B
-
ボーイング747-200SF
-
ボーイング747-300M
-
ボーイング747-400
-
ボーイング747-400F
-
ボーイング777-200ER
-
デ・ハビランド・カナダ DHC-6
-
フォッカー F27
-
フォッカー 50
-
マクドネル・ダグラス DC-10-30
-
マクドネル・ダグラス MD-11
就航都市
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- 表記なし : 自社機材乗り入れ路線
- * : ワンワールドパートナー加盟(または加盟予定)路線
以前は国際線の特別な路線は経由便として世界最長路線となるケープタウン経由ブエノスアイレス線を運航していたが、2012年2月1日をもって運休となった。以前はアフリカやアメリカなどにも路線を保有していたが、経営再建によりアジア路線重視の方向に転換し[32]、運休路線へは今後コードシェアなどでサービスを提供続けるとしている。
国内線ではコタキナバル(サバ州)、ペナン島(ペナン州)、クチン(サラワク州)、ジョホールバル(ジョホール州)への路線を中心に、主要都市を網羅している。
- ^ a b Malaysia Airlines to join oneworld alliance
- ^ マレーシア航空、CEO
- ^ Jon Livesey. “Curse of Malaysia Airlines? 5 tragic moments in airline's history before MH17 and MH370”. デイリー・ミラー. 2014年7月17日閲覧。
- ^ “Accidents and incidents of Malaysia Airlines”. 中国日報. 2014年3月8日閲覧。
- ^ “Accident description”. Aviation Safety Network. 2011年3月10日閲覧。
- ^ マレーシア航空子会社、サラワク・サバ州拠点に10月1日から運航へ
- ^ 資本提携解消を正式発表 マレーシア航空とエアアジア - 日本経済新聞 電子版 2012年5月2日閲覧
- ^ a b “マレーシア航空 政府主導の新会社で再建へ”. NHK. (2015年1月2日). オリジナルの2015年1月2日時点におけるアーカイブ。 2015年1月2日閲覧。
- ^ 末永恵 (2014年4月12日). “再建中に「悲劇」発生、マレーシア航空の多難”. 東洋経済オンライン 2014年8月30日閲覧。
- ^ “マレーシア機、タイ湾に墜落=ベトナム海軍”. 時事ドットコム. (2014年3月8日). オリジナルの2014年3月8日時点におけるアーカイブ。 2015年10月30日閲覧。
- ^ "MH370 Flight Incident" (Press release). Malaysia Airlines. 2014年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。
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は無視されます。 (説明)[要文献特定詳細情報] - ^ “マレーシア航空、撃墜で予約者33%減 3月の北京行き不明もダメージ”. 産経新聞. (2014年8月29日). オリジナルの2014年8月29日時点におけるアーカイブ。 2014年8月30日閲覧。
- ^ Shamim Adam (2014年8月29日). “マレーシア航空、6000人削減へ-CEOは来年7月まで続投”. Bloomberg 2014年8月30日閲覧。
- ^ “マレーシア航空が従業員3割削減へ、年内に上場廃止”. Reuters. (2014年8月29日) 2014年8月30日閲覧。
- ^ マレーシア航空、A380の定期整備で747-400を期間限定で復活へ
- ^ https://news.yahoo.co.jp/pickup/6316880
- ^ Malaysia Airlines Current Fleet
- ^ 機材のご紹介
- ^ マレーシア航空、エアバスA330-900型機を20機導入
- ^ マレーシア航空、737-8を25機リース契約
- ^ ボーイング、マレーシア航空と737 MAX 10を10機契約 MAX 8から変更
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ 行き場を失ったマレーシア航空 A380、2022年中にエアバス引き取りへ
- ^ https://www.traicy.com/posts/20220520240818/
- ^ a b c d e f g マレーシア航空、2017年にかけてマレーシア/中国路線を拡充 FlyTeam 2016年11月8日付
- ^ マレーシア航空、クアラルンプール/コーチ線に就航 FlyTeam 2013年9月4日付
- ^ a b マレーシア航空、2016年1月末にパリ、アムステルダム線を運休 FlyTeam 2015年12月8日付
- ^ マレーシア航空、2017年にかけてマレーシア/中国路線を拡充 FlyTeam 2016年11月8日付
- ^ マレーシア航空、11月からクアラルンプール/ダーウィン線に就航
- ^ "Malaysia Airlines Ends Dubai Service in mid–Feb 2016". Airline Route 2016年1月13日付
- ^ マレーシア航空、ブエノスアイレス線など運休8路線を発表 flyteam
- ^ [3]
- ^ “Malaysia Airlines Golden Lounge”. Malaysia Airlines. 2007年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年3月29日閲覧。
- ^ “Airline Lounges At Melbourne Airport”. 2015年4月24日閲覧。
- ^ David Flynn (2015年9月1日). “Malaysia Airlines closes Perth, Singapore airport lounges” (英語). Australian Business Traveller
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