駆動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 02:26 UTC 版)
「長崎電気軌道2000形電車」の記事における「駆動装置」の解説
駆動システムとしては、直角カルダン駆動によるモノモーター2軸駆動方式を採用する。モノモーター方式の直角カルダン駆動は、ハイポイドギア(曲がり歯笠歯車)などの笠歯車を使用する必要があり、製造・保守コストが平歯車を使用する他の駆動システムと比較して高くなる傾向がある。その反面、駆動音が非常に静粛となり、また例えば60 kW級電動機を2基搭載する場合に比べて制御器の回路構成が圧倒的に簡略化されるため、当時の技術では難しかったチョッパ制御器の小型化が容易、しかも2軸同時駆動となるために空転しにくい、というメリットがあった。なお、カルダン式のカルダン式たるゆえんである可撓継手は東洋電機製造製ゴムブッシュ付き平行リンク型中空軸カルダン継手が採用されており、これによって電動台車の各車軸とハイポイドギア軸(出力側)とを結合している。
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駆動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 04:44 UTC 版)
動力機構で発生させた動力を車輪に伝達する機構は様々なものがある。 電気車では電車でも電気機関車でも一般的にはモーターが台車に装荷されている。ただしTGVのように車体側に装荷されているものもある。吊り掛け駆動方式の場合は、台車枠と車軸の間にモーターが掛け渡されている構造になっており、一方カルダン駆動方式の場合はモーターは台車枠側に固定して装荷され、そこからカルダンジョイントを通じて車軸を駆動している。他にクイル式駆動方式、モーターの回転軸が直接車軸になっているダイレクトドライブ方式などの例もあり、また初期にはクランクを使って車輪を駆動する方式も見られた。 内燃車では動車でも機関車でも、車体側にエンジンと変速機が搭載されており、そこからドライブシャフトで台車枠に装荷された減速機を駆動して、減速機が車軸を駆動している。ただし電気式の場合は発電してその電力で電気車と同様の機構を駆動する。 蒸気機関車では、クランクで車輪を駆動する方式が大半である。しかしギアードロコのように歯車を介して車輪を駆動する方式もある。
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駆動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 08:30 UTC 版)
圧電素子はSTMやAFMのプローブの制御のほか、点字ディスプレイなど高精度な駆動に用いられている。また、超音波モーターにも使用されている。
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駆動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:06 UTC 版)
「近鉄80000系電車」の記事における「駆動装置」の解説
WN駆動方式を採用し、歯車比は84:17=4.94。ギヤカップリングは低騒音型を採用した。
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駆動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 05:24 UTC 版)
「東急デハ200形電車」の記事における「駆動装置」の解説
駆動装置は直角カルダンを採用したデハ5000形とは異なり、たわみ継手を使用した中空軸平行カルダンであるが、主電動機の装架スペースと主電動機直径の関係から、主電動機の小歯車と、車輪の大歯車の間に遊び歯車を挿入している。そのため歯数比は13:37:64で4.92となる。
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駆動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:02 UTC 版)
「JR九州キハ71系気動車」の記事における「駆動装置」の解説
台車・エンジンはキハ58・65形から流用しており、キハ65形改造のキハ71形はDT39B・TR218B空気ばね台車でDML30HSDエンジン (500 PS / 1600 rpm) 1台、キハ58形改造のキハ70形はDT22C揺れ枕吊り式のコイルばね台車でDMH17Hエンジン (180 PS / 1500 rpm) 2台を装備した。冷房用電源エンジンはキハ65形以来の4VK電源装置をキハ71形に搭載するが、ハイデッカー構造とされたため冷房装置は床下設置方式のものを新製している。 キハ70形 DT22C動力台車 キハ71形 DT39B動力台車 キハ71 1 運転席
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駆動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 10:03 UTC 版)
電車の動力源による回転力を輪軸へ伝える装置を駆動装置と呼ぶ。
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