駆動系・台車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 01:57 UTC 版)
「JR東日本キハE120形気動車」の記事における「駆動系・台車」の解説
駆動用のディーゼルエンジンは環境負荷に配慮し、北海道旅客鉄道(JR北海道)のキハ150形が搭載しているN-KDMF15HZをベースとしつつ、排気中の窒素酸化物 (NOx) や粒子状物質 (PM) を低減できる「コモンレール式燃料噴射装置」などを採用したコマツ製の新型ディーゼルエンジン SA6D140HE-2(JR形式 DMF15HZ、定格出力 450PS/2,000rpm)を採用している。車体重量は増加したが、変速機の性能向上によりキハ110系とほぼ同等の駆動性能を確保し、同系列との併結運転も可能である。0 - 60km/hの平均加速度は1.58 km/h/s。 電気連結器は上下2段式となっており、本系列同士では上下段とも連結、キハ110系との連結時は上段のみ連結する。これにより、DICSにて車両の併結機能の切り替えを行っている。最大で8両編成まで連結することが可能である。 変速機はCSU(発電機駆動定速回転装置)付きDW22形直結4段液体変速機(変速1段、直結4段)である。CSUにより、富士電機システムズ製60kVA電動発電機を使用して車両電源(三相交流 440V)を出力している。 台車は軸梁式のボルスタレス台車 DT74形(動力台車)・ TR259形(付随台車)である。基礎ブレーキ装置は、片押し式のユニットブレーキを使用している。
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駆動系・台車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 09:35 UTC 版)
「JR東日本キハE130系気動車」の記事における「駆動系・台車」の解説
駆動用のディーゼルエンジンは環境負荷に配慮し、北海道旅客鉄道(JR北海道)のキハ150形が搭載しているN-KDMF15HZをベースとしつつ、排気中の窒素酸化物 (NOx) や粒子状物質 (PM) を低減できる「コモンレール式燃料噴射装置」などを採用したコマツ製の新型ディーゼルエンジン SA6D140HE-2(JR形式 DMF15HZ、定格出力 450PS/2,000rpm)を採用している。車体重量は増加したが、変速機の性能向上によりキハ110系とほぼ同等の駆動性能を確保する。 0番台のみ同系列との併結運転も可能である。このため0番台は電気連結器が上下2段式となっており、本系列同士では上下段とも連結、キハ110系との連結時は上段のみ連結することで、編成中のキハ110系の存在を検知し、DICSにて車両機能の切り替えを行っている。0番台では最大で8両編成まで連結することが可能である。100番台、500番台においてはキハ110系との併結機能は搭載しておらず、電気連結器は1段式である。 0番台の変速機はCSU(発電機駆動定速回転装置)付きDW22形直結4段液体変速機(変速1段、直結4段)である。CSUにより、富士電機システムズ製60kVA電動発電機を使用して車両電源(三相交流 440V)を出力している。100番台・500番台では起動加速度および最高運転速度が低い(0 - 60 km/hの平均加速度0.71 km/h/s ・ただし、1.58 km/h/sに切換可能)ことから、変速機を冷却性能を向上したもの(変速機オイルの温度上昇対策)として、ラジエーターによる強制風冷に対応した DW22A 形CSU付き変速機を使用している。 台車は軸梁式のボルスタレス台車 DT74形(動力台車)・ TR259形(付随台車)である。基礎ブレーキ装置は、片押し式のユニットブレーキを使用している。ただし、100番台・500番台では小改良を行い、サフィックスを追加したDT74A形、TR259A形とした。 キハE130系の台車TR259形(付随台車) DMF15HZディーゼルエンジン(450PS/2,000rpm)(2008年10月18日) キハ110系との併結(2007年5月19日)
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