設置方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 21:27 UTC 版)
露出型 主に古くからある住宅などにあとから取り付けるタイプのもので、電源不要の電池式が主流であるが、単体AC100V式もある。埋込型と違い、室内の配置などに合わせて自分で取り付け場所を選定できる(取り付け場所を変えられる)メリットがある。天井直付型 居室の天井面に直接取り付けるタイプ。ねじで台座を天井面に固定し、本体をはめ込むのが主である。 壁掛型、壁取付型 天井近くの壁面に取り付けるタイプ。額を飾るように壁面にピン・釘等を打って本体を掛けるタイプと、直接ネジ等で本体を壁に取り付けるタイプがある。 埋込型 住宅新築時に建築業者によって施工されるタイプで、露出型と違い宅内配線から電源を引くため電池交換が不要で半永久的に使えるメリットがあるが、反面、停電時には全く機能しなくなるというデメリットも合わせもつ。露出型に比べて電源ユニットが不要なため薄いという特徴もある。設置場所を変えられないため、家具の配置やエアコン、天井照明等の設置に注意が必要である。天井埋込型 住宅新築時に天井面に施工されるタイプ。 壁埋込型 住宅新築時に天井に近い壁面に施工されるタイプ。 設置場所は、天井の場合、壁や梁から60cm以上(熱感知式は40cm以上)離れた天井中央付近に取り付ける。エアコン吹出口や換気口からは、1.5m以上離し、照明器具も発する熱で感知障害となるためできる限り離して取り付ける。壁の場合、天井から15cmから50cm以内に住警器の中心が来るよう取り付ける。いずれもタンスの上などほこりの多い場所や湿気・水気の多い場所、ストーブやエアコン・扇風機の近くなど熱や水蒸気、風などが当る場所は誤作動や誤検知、機器の故障の原因となるため取り付けてはならない。
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設置方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 06:59 UTC 版)
客室内車端部に設置されるものと、客用ドアの上部に設置されるものに大別される。 車端部に設置されているものは、両端の2カ所に設置される例が多い。クロスシート車で採用されていることが多いが、進行方向後部からは距離が遠くなるため視認性は低い。そのため、近年では表示器寸法の拡大により視認性を向上させたり、客室中間にも追加設置したりした車両(新幹線800系電車)もある。客用ドアの上部に設置する方式では、すべてのドア上部に設置しているものと、進行方向に向かって左右のドア上部に交互設置(千鳥配置)するもの、進行方向片側のドアのみ設置するもの(JR九州813系・817系電車の一部)がある。 液晶ディスプレイはドア上部に設置するのが主流であるが、東日本旅客鉄道(JR東日本)のE259系電車や西日本旅客鉄道(JR西日本)の321系電車・225系電車、京王電鉄の5000系、西武鉄道の40000系では、車両の中間3箇所の両側に枕木と平行方向に片側2面に設置している。また、近畿日本鉄道では、21000系電車「アーバンライナーplus」・21020系電車「アーバンライナーnext」の喫煙コーナーにも液晶ディスプレイを設置していた(後に撤去、現在はディスプレイ部を板で塞いでいる)。 上記以外の例としては、客室中間のみ枕木方向に配置されるもの(イギリス鉄道395形電車)、線路方向と枕木方向の両方に配置されるもの(ニューヨーク市地下鉄R160形電車ならびにR179形電車・福岡市交通局3000系電車)、扉上には路線図式、車端部にはLED式、扉付近の袖仕切り部分には液晶ディスプレイを配置する例(マレー鉄道クラス92電車)などが見られる。 また、JR東日本E235系電車や、東急2020系電車などの様に荷棚上に設置し、広告として利用するようにもなっている。 バスでは、既述の通り車両最前部の運転席上部、もしくは運転席背後に設置されているのが大半であるが、羽田空港のターミナル内無料シャトルバス等などでは、鉄道車両と同じく乗降用ドアの上部にも設置されている(通常の路線バスと異なり、すべてのドアから乗降が行われるため)。 車端部に設置する方式JR西日本221系電車 車内中間に設置する方式JR東日本E259系電車 車端部と中間の双方に設置する方式新幹線800系電車
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