wafer
「wafer」の意味・「wafer」とは
「wafer」は英語の単語で、日本語では「ウエハ」または「ウエーファー」と訳される。一般的には薄くて軽いクッキーやビスケットを指すが、半導体の製造工程においては、シリコンなどの材料から作られた円盤状の基板を指す。例えば、チョコレートバーに挟まれた薄いクッキーは「wafer」であり、また、ICチップを作るためのシリコンウエハも「wafer」である。「wafer」の発音・読み方
「wafer」の発音は、IPA表記では /ˈweɪfər/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ウェイファ」、日本人が発音するカタカナ英語では「ウエーファー」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「wafer」の定義を英語で解説
According to the Oxford English Dictionary, a "wafer" is defined as "a very thin, light, crisp sweet biscuit" or "a thin slice of semiconductor, typically made of silicon, used in electronics for the fabrication of integrated circuits." This means that a wafer can refer to both a type of biscuit and a material used in the production of electronic devices.「wafer」の類語
「wafer」の類語としては、「biscuit」や「cracker」がある。これらはいずれも薄くて軽い食品を指す言葉である。半導体の文脈では、「chip」や「die」が類語となる。これらはいずれも半導体製造における部品や材料を指す。「wafer」に関連する用語・表現
「wafer」に関連する用語としては、「silicon wafer」や「wafer fabrication」がある。「silicon wafer」はシリコン製のウエハを、「wafer fabrication」はウエハの製造工程を指す。「wafer」の例文
以下に「wafer」を用いた例文を10個示す。 1. The wafer is a key component in the manufacture of semiconductors.(ウエハは半導体の製造における重要な部品である)2. The chocolate bar has a layer of wafer in the middle.(そのチョコレートバーは中にウエーファーの層がある)
3. The silicon wafer is used in the production of integrated circuits.(シリコンウエハは集積回路の製造に使用される)
4. The wafer fabrication process involves several steps.(ウエハの製造工程にはいくつかのステップが含まれる)
5. The wafer is then cut into individual chips.(その後、ウエハは個々のチップに切り分けられる)
6. The wafer is very thin and light.(ウエーファーは非常に薄くて軽い)
7. The wafer is made of high-purity silicon.(ウエハは高純度のシリコンで作られる)
8. The wafer is coated with a layer of photoresist.(ウエハはフォトレジストの層でコーティングされる)
9. The wafer is baked in an oven to harden the photoresist.(ウエハはフォトレジストを硬化させるためにオーブンで焼かれる)
10. The wafer is inspected for defects before it is packaged.(ウエハはパッケージングされる前に欠陥の検査が行われる)
ウェハ
【英】wafer, semiconductor wafer
ウェハとは、半導体材料を薄く円盤状に加工してできた薄い板のことである。半導体基板の材料として用いられている。
ウェハは、シリコンなどの半導体材料を結晶化させて生成した、直径数十cm、長さ1m程度の円柱状の塊(インゴット)を、1mm程度に薄くスライスして作られる。それから表面の研磨や端子形成などを行い、数mm角の小片に切断したものが、ペレット(チップ)となる。
ウェハの原材料となる半導体物質には、シリコンの他にもやゲルマニウムやガリウム砒素などがあるが、現在流通している半導体チップのほとんどはシリコンを原材料としている。シリコン製のウェハは特にシリコンウェハと呼ばれる。なお、インゴットやウェハの元となるシリコン結晶には非常に高い純度が求められており、99.99999999%(テン・ナイン)や99.999999999%(イレブン・ナイン)という超高純度の単結晶に精製されている。
ウェハの製造では、円の直径が大きければ大きいほど一度に多数のペレットを切り出すことができるため、できるだけ太いインゴットを生成するための技術向上が図られている。2007年現在、8インチ(200mm)から12インチ(300mm)へと主流であるサイズが移行しつつある。
Wafer
ウエハース
(wafer から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 06:40 UTC 版)

ウエハース(ウェイファス、英: wafer(s)、/wéifər/)またはウェハースは、洋菓子のひとつで焼き菓子の一種。
概要
小麦粉、卵、砂糖などを混ぜ合わせて、格子模様の入った型で挟み薄く焼いたもの。短冊形で、非常に薄くパリパリした食感が特徴。
アイスクリームに付けて出されたり、2枚のウエハースにクリームを挟んで売られることが多い。ウエハース自体は主に食感を楽しむものであり、味のバリエーションはクリームやアイスクリームに依存していることが多い。子供向けの栄養補助としてカルシウムを添加されている商品もある。チョコレート、またはバニラクリームなどが挟んである商品も多く、一世を風靡した「ビックリマンチョコ」(ロッテ)や「キットカット」(ネスレ)、「エリーゼ」(ブルボン)などもその一例である。
アイスクリームに付けて出される場合、アイスクリームで冷えて味が分からなくなった舌を、ウエハースを食べることで舌の感覚を戻し、またアイスクリームを美味しく食べられるようにする目的がある。そのため、この場合のウエハースはクリームも付けられない単なる一枚の板である。なおアイスクリーム・コーンのように容器を兼ねる場合もある。
半導体材料となる薄いシリコン円盤をウェハーと呼ぶが、これは洋菓子のウエハースに由来し、英語表記ではいずれもwaferである。
キリスト教の儀式(聖餐式やミサの聖体拝領)で使用されるウエハースのような無発酵の薄焼きパンもウェハーと呼ばれることがある。
語源と歴史
英語のwaferの語源は、中世のオランダ・ベルギー・北部ドイツなどにおいて使用された中低ドイツ語の蜂の巣を意味する「wâfel」からきており、中世英語のWafreとして確認できる。ゴーフル、ワッフルとも語源は一緒であり、厚いものも薄いものも含んだ蜂の巣状の凹凸のある焼き菓子を指している。
14世紀にはイギリスでウエハースが街中で売られていた。
英語のwaffleは17世紀にアメリカにオランダのワッフルの製法とともに伝わった言葉である。
日本国内の事情
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ゴーフル・ワッフルなどとそもそも始祖は一緒なのであるが、ワッフルは、日本国内では格子状・ハニカム状の凹凸のある厚手の焼き菓子の名称となっており、より薄手のものをゴーフルと呼称する。
フランス語におけるGaufreは、日本語でいうワッフルのことを指す。しかし、日本国内で東京風月堂、神戸風月堂および上野風月堂から販売されているゴーフルは、パリパリした食感の薄手の焼き菓子である。
語源を同一とするものが文化の輸入過程で日本国内で異なるものを指すようになった他の著名な例は、カード・カルタ・カルテがある。
脚注
出典
関連項目
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