予定説
(predestination から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/06 01:53 UTC 版)
予定説(預定説、よていせつ、英語: Predestination)は、聖書からジャン・カルヴァンによって提唱されたキリスト教の神学思想。カルヴァンによれば、神の救済にあずかる者と滅びに至る者が予め決められているとする(二重予定説)。神学的にはより広い聖定論に含まれ、その中の個人の救済に関わる事柄を指す。全的堕落と共にカルヴァン主義の根幹を成す。
- ^ 参考:ローマ人への手紙(ロマ書)8:29、9:15など
- ^ マーティン・ロイドジョンズ『試練の中の信仰』いのちのことば社
- ^ ジャン・カルヴァン『キリスト教綱要』改革派教会
- ^ アリスター・マクグラス『宗教改革の思想』教文館p.103-106
- ^ マクグラス『キリスト教神学入門』教文館p.608-610
- ^ 2.アルミニウス主義の台頭 - Ichinomiya Christian Institute Server
- ^ 宇田進『福音主義キリスト教と福音派』いのちのことば社
- ^ 日本福音同盟『日本の福音派』いのちのことば社
- ^ 日本キリスト改革派教会歴史資料編纂委員会『日本基督改革派教会史』
- ^ 神学博士マカリイ著・上田将訳『正敎定理神學』326頁~330頁 正敎會編輯局
- ^ Cyril Lucaris (Encyclopædia Britannica)
- 1 予定説とは
- 2 予定説の概要
- 3 予定説を批判し受け入れない教派
- predestinationのページへのリンク