共働とは? わかりやすく解説

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共働

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 14:37 UTC 版)

共働(きょうどう、ギリシア語: συνεργία, ロシア語: Синергия, 英語: Synergy)とは、正教会における救いについての概念の一つであり、ギリシア語: "συνεργία"の訳語。正教会は救いを、神の恩寵と、人の自由意志の共働であると捉える[1]


  1. ^ a b c d e f g h カリストス・ウェア p19 -p21 2003
  2. ^ "Liddell and Scott's Greek-English Lexicon" p.675 OXFORD 1974
  3. ^ 世界観-人間:日本正教会 The Orthodox Church in Japan (日本語)
  4. ^ 『キリスト教神学事典』350頁、教文館 2005/01 ISBN 9784764240292
  5. ^ 小林珍雄『キリスト教用語辞典』141頁、東京堂出版 昭和62年10月15日第12版(初版:昭和29年10月10日) ISBN 4490102224、ただしこの辞典には「共働説」との訳語が先に掲載されている。
  6. ^ 関連する人物としてはエイレナイオス(200年頃致命)、エジプトのマカリオス(4世紀)、エルサレムのキュリロス(4世紀)、神学者グリゴリイ(ナジアンゾスのグレゴリオス)(4世紀)、イオアン・カッシアン(ヨハネス・カッシアヌス)(John Cassian・4世紀)、ニュッサのグレゴリオス(ニッサのグリゴリイ)(4世紀)、エルサレム総主教ドシセオス2世1641年 - 1707年)、ウラジーミル・ロースキイ1903年 - 1958年)などが挙げられる。
  7. ^ 世界観-人間:日本正教会 The Orthodox Church in Japan (日本正教会公式ページ) (日本語)
  8. ^ イオアン高橋保行 p258 - p259, 1980
  9. ^ カリストス・ウェア p16 - p17, 2003
  10. ^ 炉儀 (名古屋ハリストス正教会) (日本語)
  11. ^ 古典ギリシア語再建音:シュネルゴイ、現代ギリシア語転写:シネルギ
  12. ^ カリストス・ウェア p21 - p25, 2003
  13. ^ a b c d ロースキイ p243 - p246 1986
  14. ^ カリストス・ウェア p8, 2003


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