神の像と肖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/25 13:46 UTC 版)
神の像と肖(かみのぞうとしょう)とは、正教会の「人間とは『神のイコン(像)』である」とする人間観の基礎となっている重要な概念。旧約聖書の創世記1章26節・27節において、神は自身の「像」と「肖」に従って人を創造したとされる記述があることを基にする[1]。
- ^ a b c d e f g 世界観-人間:日本正教会 The Orthodox Church in Japan (日本正教会公式ページ) (日本語)
- ^ 古典ギリシャ語再建音転写:「エイコーン」、現代ギリシャ語転写:「イコン」
- ^ образ(Полный церковнославянский словарь)
- ^ 古典ギリシャ語再建音転写:「ホモイオーシス」、現代ギリシャ語転写:「オミオシス」
- ^ подобие(Полный церковнославянский словарь)
- ^ a b c d イラリオン・アルフェエフ p47 - p48, 2004
- ^ 大斎第1週 (三歌斎経) (日本語)
- ^ a b c イオアン高橋保行 p258 - p259, 1980
- ^ a b c カリストス・ウェア p16 - p17, 2003
- ^ "Orthodox Study Bible" (正教聖書註解) P. 5 (2008年)
- ^ 正教会にわくわくの好奇心を抱いておられる方に (名古屋ハリストス正教会) (日本語)
- ^ アダムとエバ(主日説教 2009年6月 司祭 パウエル 及川信)(日本語)
- ^ a b 文語部分は日本正教会訳聖書、口語部分は口語訳聖書。
- ^ マカリイ1世 (モスクワ府主教)『正教定理神学』162頁 - 164頁(近代デジタルライブラリー) (日本語)
- ^ a b c 炉儀 (名古屋ハリストス正教会) (日本語)
- ^ 聖金口イオアンの聖体礼儀
- ^ a b 教え-罪と救い:日本正教会 The Orthodox Church in Japan (日本語)
- ^ イオアン高橋保行 p78 - p80, 1980
- ^ 出典・台詞文引用元:前掲『カリストス・ウェア主教論集1 私たちはどのように救われるのか』18- 19頁
- ^ たとえば秦剛平による翻訳では、一対一対応の名詞が訳語として用意されている。
- ^ イオアン高橋保行 p232 - p233, 1980
- ^ Ф.М. Достоевский БРАТЬЯ КАРАМАЗОВЫ КНИГА ШЕСТАЯ Русский инок
- ^ 「私に何の値打ちがあって」の部分については原卓也訳:新潮文庫 中巻 第六編 二 C、90頁を参照
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