maestro

実用日本語表現辞典

maestro

別表記：マエストロ

「maestro」の意味・「maestro」とは

「maestro」はイタリア語で「教師」または「達人」を意味する言葉である。しかし、英語圏では主に音楽の世界で使われ、特にオーケストラの指揮者を指すことが多い。また、一般的には、ある分野で非常に優れた技術や知識を持つ人物を指すこともある。

「maestro」の発音・読み方

「maestro」の発音は、IPA表記では/mɑːˈestroʊ/である。IPAのカタカナ読みでは「マーストロウ」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「マエストロ」と読む。

「maestro」の定義を英語で解説

「maestro」は、"a distinguished musician, especially a conductor of classical music"と定義される。つまり、優れた音楽家、特にクラシック音楽の指揮者を指す。また、その分野で非常に優れた技術や知識を持つ人物を指すこともある。

「maestro」の類語

「maestro」の類語としては、「virtuoso」、「master」、「expert」などがある。これらの単語も同様に、ある分野で非常に優れた技術や知識を持つ人物を指す。

「maestro」に関連する用語・表現

「maestro」に関連する用語としては、「conductor」（指揮者）、「orchestra」（オーケストラ）、「symphony」（交響曲）などがある。これらの単語は、音楽の世界で「maestro」が主に使用されることを示している。

「maestro」の例文

1. He is a maestro of cooking.（彼は料理の達人である。）
2. The maestro conducted the orchestra with great skill.（その達人は大いなる技術でオーケストラを指揮した。）
3. The maestro's performance was breathtaking.（その達人の演奏は息を呑むほどだった。）
4. The maestro has a deep understanding of music.（その達人は音楽に深い理解を持っている。）
5. The maestro's technique is unparalleled.（その達人の技術は比類ない。）
6. The maestro has dedicated his life to music.（その達人は音楽に人生を捧げている。）
7. The maestro's interpretation of the piece was unique.（その達人の曲の解釈は独特だった。）
8. The maestro has a profound influence on his students.（その達人は彼の生徒たちに深い影響を与えている。）
9. The maestro's passion for music is infectious.（その達人の音楽への情熱は感染力がある。）
10. The maestro's performance left the audience in awe.（その達人の演奏は観客を畏怖させた。）

（2023年12月19日更新）

マエストロ

英語：maestro

「マエストロ」とは、巨匠・大音楽家・指揮者のことを意味する表現である。

「マエストロ」とは・「マエストロ」の意味

「マエストロ」とは、巨匠や大音楽家、指揮者など、音楽・芸術分野においての指導者的立場の人や名人のことを意味する。また、「ミスター」や「プロフェッサー」のように、人の敬称として「マエストロ」を用いることもある。

「マエストロ」は何語？

「マエストロ」は英語でも用いられる表現であるが、もともとはイタリア語・スペイン語の言葉である。イタリア語では、学校の先生やスポーツ・演劇などの監督、コンダクター、親方、巨匠という意味で用いられている。スペイン語においては、イタリア語と同様に学校の先生やスポーツ・演劇などの監督、コンダクター、親方・巨匠という意味があるほか、料理長や料理人、闘牛士という意味で用いられることもある。スペイン語の方が、イタリア語よりも「マエストロ」と呼ばれる職業の範囲が広い傾向がある。

サッカーにおいての「マエストロ」

サッカーにおいて、「マエストロ」は歴史に名前を残した名選手のことを指す。また、ゲームの流れを変えたり、ゲームを支配するようなプレーをする選手も「マエストロ」という称号で呼ばれる。マラドーナやペレは伝説的な「マエストロ」であるほか、メッシやロナウドも「マエストロ」の域に達しているサッカー選手である。

音楽用語においての「マエストロ」

音楽用語において、「マエストロ」は指揮者のことを指すことが多いが、歴史に名を残す大音楽家のことも「マエストロ」と呼ぶことがある。モーツァルトやバッハ、ベートーヴェンなど学校の教科書に載っているような音楽家は、「マエストロ」と呼ばれている。音楽業界に大きな業績を残した人につけられる称号である。

料理用語においての「マエストロ」

料理用語において、「マエストロ」は料理に卓越した人という意味で用いられる。単に料理が上手いというだけでなく、伝説の料理人など異次元の料理を作る人が「マエストロ」と呼ばれる。

「マエストロ」の略称

外国語には「ミスター」を「Mr.」としたり、「プロフェッサー」を「Prof.」とするなど略称がある。「マエストロ」にも略称があり「Mo.」と表記される。

ウマ娘のスキルの「マエストロ」

ウマ娘のゲームにおいて、「円弧のマエストロ」というスキルがある。無駄のないコーナリングで持久力が回復するというスキルで、マヤノトップガンとテイエムオペラオー、メイショウドトウ、スーパークリークが獲得できるスキルである。

「マエストロ」の読み方

「マエストロ」の読み方は「まえすとろ」である。

「マエストロ」の熟語・言い回し

マイマエストロとは

「マイマエストロ」とは、私の先生、師匠という意味である。音楽や芸術などの分野で指導を受けた人のことを指すほか、尊敬できる人・影響を受けた人のことを「マイマエストロ」と呼ぶこともできる。

「マエストロ」の使い方・例文

・彼女のコンクールでのピアノの演奏は、マエストロの域に達したといっても過言ではない。
・ワールドカップで活躍した彼は、いずれマエストロと呼ばれる名選手になるだろう。
・あの工房のマエストロは、世界で最も美しい音を奏でるヴァイオリンを作製したという。
・マエストロがタクトを振ると同時に、オーケストラがダイナミックに音楽を演奏し始めた。
・公園で毎朝鳩に餌をやっている老人が、実は世界的なマエストロであると聞き驚いた。
・彼は自分で料理のマエストロだと豪語しているが、そこまで美味しい料理ではなかった。
・彼は私の人生に大きな影響を与えたので、尊敬の念を込めてマエストロと呼んでいる。
・私の祖父は精巧な時計を作る職人の中でマエストロと呼ばれていた。
・マエストロと呼ばれるにはどれぐらい修業が必要ですか？
・彼はマエストロになるべく努力を重ねた。

（2023年2月8日更新）