Table クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文解説Table コントロールを使用すると、簡単に HTML テーブルを構築してその特性を指定できます。静的な内容を指定したテーブルをデザイン時に構築することもできますが、通常、Table Web サーバー コントロールは、プログラムによって動的な内容でテーブルを構築する場合に特に役立ちます。
テーブルの行またはセルに対するプログラムによる追加または変更は、サーバーへのポスト後には持続しません。これは、テーブルの行やセルは独自のコントロールであり、Table コントロールのプロパティではないためです。テーブルへの変更を永続化するには、ポストバックを行うたびに行とセルを再構築する必要があります。大幅な変更が予測される場合は、Table コントロールの代わりに DataList、DataGrid、または GridView コントロールを使用することをお勧めします。その結果、Table クラスは、主にコントロールの開発者によって使用されることになります。
.gif) 注意 |
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| このコントロールは、ユーザー入力を表示するために使用できます。ユーザー入力には悪意のあるクライアント スクリプトが含まれている可能性があります。アプリケーションに表示する前に、クライアントから送信された実行スクリプト、SQL ステートメントなどのコードの情報はすべて検査してください。入力テキストをコントロールに表示する前に、検証コントロールを使用してユーザー入力を検証できます。ASP.NET には入力要求の検証機能があり、ユーザー入力の中のスクリプトおよび HTML をブロックできます。詳細については、「標準コントロールのセキュリティ保護」、「方法 : HTML エンコーディングを文字列に適用して Web アプリケーションをスクリプトによる攻略から保護する」、および「ASP.NET Web ページにおけるユーザー入力の検証」を参照してください。 |
ユーザー補助
このコントロールに既定でレンダリングされるマークアップは、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 1.0 の優先度 1 ガイドラインなどのユーザー補助に関する標準に適合しない可能性があります。このコントロールのユーザー補助サポートの詳細については、「ASP.NET コントロールとユーザー補助」を参照してください。
使用例デザイン時にテーブルを作成する方法のコード例を次に示します。このテーブルには、セルを 2 つ含む行が 2 行あります。
.gif) メモ |
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| 次のコード サンプルはシングルファイル コード モデルを使用しており、分離コード ファイルに直接コピーされた場合は正常に動作しない可能性があります。このコード サンプルは、拡張子が .aspx の空のテキスト ファイルにコピーする必要があります。Web フォームのコード モデルの詳細については、「ASP.NET Web ページのコード モデル」を参照してください。 |
<%@ Page Language="VB" AutoEventWireup="True" %> <html><body> <h3>Table example, constructed at design time</h3> <form runat=server> <asp:Table id="Table1" runat="server" CellPadding=10 GridLines="Both" HorizontalAlign="Center"> <asp:TableRow> <asp:TableCell> Row 0, Col 0 </asp:TableCell> <asp:TableCell> Row 0, Col 1 </asp:TableCell> </asp:TableRow> <asp:TableRow> <asp:TableCell> Row 1, Col 0 </asp:TableCell> <asp:TableCell> Row 1, Col 1 </asp:TableCell> </asp:TableRow> </asp:Table> </form> </body></html>
<%@ Page Language="C#" AutoEventWireup="True" %> <html><body> <h3>Table example, constructed at design time</h3> <form runat=server> <asp:Table id="Table1" runat="server" CellPadding=10 GridLines="Both" HorizontalAlign="Center"> <asp:TableRow> <asp:TableCell> Row 0, Col 0 </asp:TableCell> <asp:TableCell> Row 0, Col 1 </asp:TableCell> </asp:TableRow> <asp:TableRow> <asp:TableCell> Row 1, Col 0 </asp:TableCell> <asp:TableCell> Row 1, Col 1 </asp:TableCell> </asp:TableRow> </asp:Table> </form> </body></html>
テーブルをプログラムによって構築する方法のコード例を次に示します。テーブルを動的に作成する手順は 3 段階に分かれています。まず、行内のセルを表す TableCell オブジェクトを作成します。セルの内容を追加するには、Text プロパティを設定するか、TableCell の Control.Controls コレクションにコントロールを追加します。次に、テーブル内の行を表す TableRow を作成します。そして、作成済みの TableCell オブジェクトを、TableRow の Cells コレクションに追加します。最後に、Table コントロールの Rows コレクションに、TableRow を追加します。テーブル内の行ごとにこの手順を繰り返してください。
<%@ Page Language="VB" AutoEventWireup="True" %> <html> <head> <script language="VB" runat="server"> Sub Page_Load(sender As Object, e As EventArgs) ' Generate rows and cells. Dim numrows As Integer = 3 Dim numcells As Integer = 2 Dim j As Integer For j = 0 To numrows - 1 Dim r As New TableRow() Dim i As Integer For i = 0 To numcells - 1 Dim c As New TableCell() c.Controls.Add(New LiteralControl("row " & j.ToString() & ", cell " & i.ToString())) r.Cells.Add(c) Next i Table1.Rows.Add(r) Next j End Sub 'Page_Load </script> </head> <body> <h3>Table Example, constructed programmatically</h3> <form runat=server> <asp:Table id="Table1" GridLines="Both" HorizontalAlign="Center" Font-Name="Verdana" Font-Size="8pt" CellPadding=15 CellSpacing=0 Runat="server"/> </form> </body> </html>
<%@ Page Language="C#" AutoEventWireup="True" %> <html> <head> <script language="C#" runat="server"> void Page_Load(Object sender, EventArgs e) { // Generate rows and cells. int numrows = 3; int numcells = 2; for (int j=0; j<numrows; j++) { TableRow r = new TableRow(); for (int i=0; i<numcells; i++) { TableCell c = new TableCell(); c.Controls.Add(new LiteralControl("row " + j.ToString() + ", cell " + i.ToString())); r.Cells.Add(c); } Table1.Rows.Add(r); } } </script> </head> <body> <h3>Table Example, constructed programmatically</h3> <form runat=server> <asp:Table id="Table1" GridLines="Both" HorizontalAlign="Center" Font-Name="Verdana" Font-Size="8pt" CellPadding=15 CellSpacing=0 Runat="server"/> </form> </body> </html>
.NET Framework のセキュリティ継承階層System.Web.UI.Control
System.Web.UI.WebControls.WebControl
System.Web.UI.WebControls.Table
スレッド セーフプラットフォームWindows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
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