SqlDependency イベント
SqlDependency クラス
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)


SqlDependency は、ASP.NET アプリケーションや中間層サービスが特定の情報をメモリ中にキャッシュしておく必要があるときに、キャッシュを使用する場合に最適です。SqlDependency を使用すると、データベース中の元のデータが変更になったためキャッシュがリフレッシュされる可能性がある場合に通知を受け取ることができます。
依存関係を設定するには、SqlDependency オブジェクトを 1 つ以上の SqlCommand オブジェクトに関連付ける必要があります。通知を受け取るには、OnChange イベントにサブスクライブする必要があります。通知のクエリを作成するための要件の詳細については、SQL Server Books Online の「クエリ通知の作成」を参照してください。
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SqlDependency は、データベースに対してアクティブな依存関係を持つサーバーが比較的少ない場合の、ASP.NET または中間層サービスでの使用を意図してデザインされています。単一のデータベース サーバーに対する SqlDependency オブジェクトが何百または何千ものクライアント コンピュータに設定されているようなクライアント アプリケーションで使用するためのものではありません。 |
SqlDependency には、.NET Framework Version 2.0 と SQL Server 2005 が必要です。詳細については、「クエリ通知機能の使用」および SQL Server Books Online の「通知ソリューションの作成」を参照してください。

System.Data.SqlClient.SqlDependency


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlDependency コンストラクタ ()
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)


このコンストラクタは、既定の Service Broker のサービス名とタイムアウトを使用して、SqlDependency オブジェクトを初期化します。構築後のどこかの時点で、AddCommandDependency メソッドを使用し、1 つ以上のコマンドをこの SqlDependency オブジェクトに関連付ける必要があります。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlDependency コンストラクタ (SqlCommand, String, Int32)
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)

Dim command As SqlCommand Dim options As String Dim timeout As Integer Dim instance As New SqlDependency(command, options, timeout)


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlDependency コンストラクタ

名前 | 説明 |
---|---|
SqlDependency () | 既定の設定を使用して、SqlDependency クラスの新しいインスタンスを作成します。 |
SqlDependency (SqlCommand) | SqlDependency クラスの新しいインスタンスを作成し、SqlCommand パラメータに関連付けます。 |
SqlDependency (SqlCommand, String, Int32) | SqlDependency クラスの新しいインスタンスを作成し、SqlCommand パラメータに関連付けます。通知オプションとタイムアウト値も指定します。 |

SqlDependency コンストラクタ (SqlCommand)
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)




Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlDependency プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | HasChanges | 依存関係に関連付けられた、いずれかの結果セットが変更されたかどうかを示す値を取得します。 |
![]() | Id | SqlDependency クラスのこのインスタンスを一意に識別する値を取得します。 |

SqlDependency メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AddCommandDependency | SqlCommand オブジェクトを、この SqlDependency インスタンスに関連付けます。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | Start | オーバーロードされます。 依存関係の変更通知を受け取るリスナを開始します。 |
![]() | Stop | オーバーロードされます。 以前の Start 呼び出しで指定された接続のリスナを停止します。 |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

SqlDependency メンバ
SqlDependency オブジェクトは、アプリケーションと SQL Server 2005 のインスタンス間のクエリ通知の依存関係を表します。アプリケーションは SqlDependency オブジェクトを作成し、OnChangeEventHandler イベント ハンドラを使用して通知を受け取るように登録できます。
SqlDependency データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | HasChanges | 依存関係に関連付けられた、いずれかの結果セットが変更されたかどうかを示す値を取得します。 |
![]() | Id | SqlDependency クラスのこのインスタンスを一意に識別する値を取得します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AddCommandDependency | SqlCommand オブジェクトを、この SqlDependency インスタンスに関連付けます。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | Start | オーバーロードされます。 依存関係の変更通知を受け取るリスナを開始します。 |
![]() | Stop | オーバーロードされます。 以前の Start 呼び出しで指定された接続のリスナを停止します。 |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |


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