SDTV・マルチ編成とは? わかりやすく解説

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SDTV・マルチ編成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:18 UTC 版)

日本の地上デジタルテレビ放送」の記事における「SDTV・マルチ編成」の解説

480iでの放送信号受信した場合テレビ受像機側の機能自動的にピラーボックス形式表示されるSDTVでは(480i)×最大3番組の編成が可能。1チャンネル当たりの帯域幅には制限があるので、高精細度テレビジョン放送HDTV)とマルチ編成どちらか一方のみとなる。したがって、「ハイビジョン画質マルチ編成」はできない。なお近年NHK BS1行われているHDTVSDTV合わせたマルチ編成地上波帯でも行われており、2021年10月現在以下の放送局実施されている。 TOKYO MX(全時間帯テレビ大阪ローカル放送阪神戦中継延長時) テレビ愛知テレビ愛知 10チャンベースボール延長時) 中京テレビ深夜帯フィラーtvk川崎競馬中継など) サンテレビ 三重テレビ テレビ北海道不定期北海道文化放送不定期日本テレビ不定期広島ホームテレビ不定期テレビ東京不定期フジテレビ不定期CBCテレビ不定期読売テレビ不定期東北放送不定期札幌テレビ不定期静岡朝日テレビ不定期中国放送不定期) その他ケーブルテレビの独自チャンネルにて実施されている。 また、似たような放送として視聴者が同じ番組内最大3種類の映像から選択して視聴できる「マルチビュー」放送存在しているがこちらが本放送使用された例2020年時点NHK総合テレビ放送したドラマ『マルチチャンネルドラマ 朝ドラ殺人事件』(2012年3月28・29日放送)とテレビ東京放送されドラマ添い寝くん2.53.0』(2020年3月9日3月11日放送)の2番組である。 2021年10月現在定期的に運用されている放送局NHK EテレTOKYO MX三重テレビサンテレビチバテレビの5局である(放送大学2018年10月をもって廃局テレビ北海道では2021年10月よりマルチ編成実施していた番組メインチャンネルにて放送)。このうち放送大学を除く全て同時2番組の運用となっている。民間放送でのマルチ編成少ないのは、編成ハイビジョン画質CM放送困難になることや、特にマルチビュー放送場合、1本の番組為に制作方法番組中のマルチビュー実施時間にもよるが)一般的に通常より多めコスト掛けなければならなくなる事が一因である。 また特別番組臨時編成がある際は他の放送局NHK総合民放共)も行う場合がある。NHK総合2011年現在NHKプロ野球などスポーツ中継中心にマルチ編成全国ローカルとも実施している(『NHKニュース7』を挟む場合試合延長時など)ほか、日曜日 4:10 - 4:13にも動作試験をかねてマルチ編成行なっている(番組内容どちらも同じ)。2011年にはコパ・アメリカ生中継延長になった際にマルチ編成実施されたほか、台風臨時ニュースにより大相撲秋場所中継が「Eテレの」マルチ編成急遽移されたこともある。 民放キー局(および同時ネットした一部系列局)の例では2011年3月6日日本テレビアイドルグループAKB48主演ドラマ桜からの手紙 〜AKB48 それぞれの卒業物語〜』のスピンオフ番組にて初となるマルチ編成行ったサブ1chでは大島優子を、サブ2chでは板野友美メインにした番組それぞれ放送された。この番組冒頭ではチャンネル切り替え方法説明流れた。またマルチ編成行われないワンセグアナログ放送では、サブ1chと同じ番組放送された。 デジタル放送開始当初編成意欲的な局が複数存在していた。毎日放送通販番組板東英二の欲バリ広場』において、NHK静岡デジタル総合テレビ2006年4月2日から2007年3月9日まで『ゆうどきネットワーク』と『ゆうどきネットワーク東海・北陸』において、テレビ愛知2007年3月まで深夜音楽番組a-ha-N varie』と『a-ha-N suprême』においてそれぞれマルチ編成行っていた。ほか通販番組など中心に行なっていた局が複数あるものの、現在すべて終了している。 ワンセグ放送でも、マルチ編成一部の局で開始された(詳細ワンセグ参照)。但しワンセグ放送開始当初マルチ編成想定されておらず、いわば後付け的に登場した機能であるため、任天堂DSテレビなど、一部機種では対応せずにメインチャンネルしか受信できない事がある2011年秋時点ではTOKYO MX地上デジタルと同じ編成)と、奈良テレビワンセグのみの独自番組)の2局が存在しワンセグ2サービス)、特に奈良テレビではフルセグとのサイマル編成サブチャンネル放送していたが、前述のような事情から2013年春よりメインチャンネル移動して実施されるようになっているワンセグ独自放送サブチャンネル実施)。

※この「SDTV・マルチ編成」の解説は、「日本の地上デジタルテレビ放送」の解説の一部です。
「SDTV・マルチ編成」を含む「日本の地上デジタルテレビ放送」の記事については、「日本の地上デジタルテレビ放送」の概要を参照ください。

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