Point-to-Point Tunneling Protocolとは? わかりやすく解説

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ピー‐ピー‐ティー‐ピー【PPTP】

読み方:ぴーぴーてぃーぴー

《point to point tunneling protocol》米国マイクロソフト社が開発した暗号通信用プロトコル企業VPN構築などに用いられる


Point to Point Tunneling Protocol

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/11 01:55 UTC 版)

Point to Point Tunneling Protocol(ポイント・ツー・ポイント・トンネリング・プロトコル、略称:PPTP)とは、ポイント・ツー・ポイント・プロトコル(PPP)を拡張したトンネリング・プロトコルである。TCPポート番号1723とGREを利用して通信する。

PPTP自体は認証暗号化の機能を有していないが、MS-CHAP英語版による認証とMicrosoft Point-to-Point Encryption英語版 (MPPE)による暗号化を組み合わたものが、WindowsなどのマイクロソフトオペレーティングシステムWindows 95 OSR2から標準搭載され、VPNのために利用されている。なお、MPPEではRC4が採用されていることなどの理由により、この方式の安全性は低いと考えられている[1]

2024年、マイクロソフトは、将来のWindows ServerでPPTP/P2TPを削除することを発表した[2]SSTPとIKEv2への移行が推奨されている。

関連項目

脚注

  1. ^ 齊藤貴之 (2017年1月11日). “アップルのPPTP終了が製品/サービスに影響”. 日経クロステック(xTECH). 2023年4月24日閲覧。
  2. ^ “PPTP/L2TPプロトコルは非推奨に ~将来バージョンのWindows Serverで削除へ”. 窓の杜. https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1630397.html 2024年10月11日閲覧。 

外部リンク


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