NullReferenceException クラス
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

<SerializableAttribute> _ <ComVisibleAttribute(True)> _ Public Class NullReferenceException Inherits SystemException
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public class NullReferenceException : SystemException
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public ref class NullReferenceException : public SystemException

アプリケーションは、ここで説明する NullReferenceException 例外ではなく、ArgumentNullException 例外をスローします。
次の MSIL (Microsoft Intermediate Language) 命令は、NullReferenceException をスローします。
-
callvirt
-
cpblk
-
cpobj
-
initblk
-
ldelem.<type>
-
ldelema
-
ldfld
-
ldflda
-
ldind.<type>
-
ldlen
-
stelem.<type>
-
stfld
-
stind.<type>
-
unbox
NullReferenceException は、値 0x80004003 を保持する HRESULT COR_E_NULLREFERENCE を使用します。
NullReferenceException のインスタンスの初期プロパティ値の一覧については、NullReferenceException コンストラクタのトピックを参照してください。

System.Exception
System.SystemException
System.NullReferenceException


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


NullReferenceException コンストラクタ ()
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)



Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


NullReferenceException コンストラクタ (SerializationInfo, StreamingContext)
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim info As SerializationInfo Dim context As StreamingContext Dim instance As New NullReferenceException(info, context)


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


NullReferenceException コンストラクタ (String, Exception)
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim message As String Dim innerException As Exception Dim instance As New NullReferenceException(message, innerException)

前の例外の直接の結果としてスローされる例外については、InnerException プロパティに、前の例外への参照が格納されます。InnerException プロパティは、コンストラクタに渡されたものと同じ値を返します。InnerException プロパティによって内部例外値がコンストラクタに渡されなかった場合は、null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返します。
NullReferenceException のインスタンスの初期プロパティ値を次の表に示します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


NullReferenceException コンストラクタ

名前 | 説明 |
---|---|
NullReferenceException () | NullReferenceException クラスの新しいインスタンスを初期化し、その Message プロパティの値として、"オブジェクトのインスタンスを指定する必要がある部分に null 値が指定されています" などのシステム提供のエラーを指定します。このメッセージは、システムの現在のカルチャを考慮して指定します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。 |
NullReferenceException (String) | 指定したエラー メッセージを使用して、NullReferenceException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。 |
NullReferenceException (SerializationInfo, StreamingContext) | シリアル化したデータを使用して、NullReferenceException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
NullReferenceException (String, Exception) | 指定したエラー メッセージと、この例外の原因である内部例外への参照を使用して、NullReferenceException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。 |

NullReferenceException コンストラクタ (String)
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)



Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


NullReferenceException プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Data | 例外に関する追加のユーザー定義情報を提供するキー/値ペアのコレクションを取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | HelpLink | 例外に関連付けられているヘルプ ファイルへのリンクを取得または設定します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | InnerException | 現在の例外を発生させた Exception インスタンスを取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | Message | 現在の例外を説明するメッセージを取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | Source | エラーの原因となったアプリケーションまたはオブジェクトの名前を取得または設定します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | StackTrace | 現在の例外がスローされたときにコール スタックにあったフレームの文字列形式を取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | TargetSite | 現在の例外をスローするメソッドを取得します。 ( Exception から継承されます。) |


NullReferenceException メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetBaseException | 派生クラスでオーバーライドされた場合、それ以後に発生する 1 つ以上の例外の主要な原因である Exception を返します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetObjectData | 派生クラスでオーバーライドされた場合は、その例外に関する情報を使用して SerializationInfo を設定します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスのランタイム型を取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の例外の文字列形式を作成して返します。 ( Exception から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

NullReferenceException メンバ
null オブジェクト参照を逆参照しようとした場合にスローされる例外。
NullReferenceException データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | NullReferenceException | オーバーロードされます。 NullReferenceException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Data | 例外に関する追加のユーザー定義情報を提供するキー/値ペアのコレクションを取得します。(Exception から継承されます。) |
![]() | HelpLink | 例外に関連付けられているヘルプ ファイルへのリンクを取得または設定します。(Exception から継承されます。) |
![]() | InnerException | 現在の例外を発生させた Exception インスタンスを取得します。(Exception から継承されます。) |
![]() | Message | 現在の例外を説明するメッセージを取得します。(Exception から継承されます。) |
![]() | Source | エラーの原因となったアプリケーションまたはオブジェクトの名前を取得または設定します。(Exception から継承されます。) |
![]() | StackTrace | 現在の例外がスローされたときにコール スタックにあったフレームの文字列形式を取得します。(Exception から継承されます。) |
![]() | TargetSite | 現在の例外をスローするメソッドを取得します。(Exception から継承されます。) |


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetBaseException | 派生クラスでオーバーライドされた場合、それ以後に発生する 1 つ以上の例外の主要な原因である Exception を返します。 (Exception から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetObjectData | 派生クラスでオーバーライドされた場合は、その例外に関する情報を使用して SerializationInfo を設定します。 (Exception から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスのランタイム型を取得します。 (Exception から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の例外の文字列形式を作成して返します。 (Exception から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

NullReferenceException
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/14 05:02 UTC 版)
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![]() | この記事はカテゴライズされていないか、不十分です。 |
NullReferenceException(ナル・リファレンス・エクセプション、ヌル・リファレンス・エクセプション)は、マイクロソフトが開発したプログラミング言語であるC#で発生する例外の一つである。
解説
基本的にはJavaで用いられるNullPointerExceptionと同じであり、値が代入されていない、またはNull値が代入されている変数を参照しようとすると発生する例外である。
なお、例外処理を書かなくてもコンパイル(ビルド)が出来るためJavaと同じく初心者が陥りやすい、うっかりミスの一つでもある。
関連項目
外部リンク
- NullReferenceExceptionのページへのリンク