ランタイムとは? わかりやすく解説

ランタイム【runtime】

読み方:らんたいむ

コンピューターで、プログラム実行している最中のこと。実行時

ランタイムライブラリー」の略。


ランタイム [runtime]


ランタイム

【英】run-time

ランタイムとは、アプリケーション開発実行両方機能備えたソフトウェアから、開発機能省き実効機能のみを取り出したプログラムのことである。

ランタイムは、アプリケーション実行するために必要な単体プログラムのほか、開発ツール用いて開発したファイル群を意味することもある。そのほかプログラムの「実行時もしくは実行中」という意味も含まれる

多くのランタイムはソフトウェア開発・販売する企業によって無料提供されており、Microsoft Office開発者向けパッケージ含まれているAccess用のランタイムも、その一例である。

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ランタイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 09:52 UTC 版)

ランタイムruntime

関連項目


ランタイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:07 UTC 版)

JavaとC++の比較」の記事における「ランタイム」の解説

C++通常機械語直接コンパイルされてから、オペレーティングシステムおよびCPUによって直接実行されるJava通常バイトコードコンパイルされてからJava仮想マシン (JVM) がインタプリタバイトコード解釈するか、またはJITバイトコードマシンコードコンパイルしつつ実行される理論上動的コンパイルはどの言語でも使うことができる(しかしJavaのほうが向いている)が、現在のところ、どちらの言語でも動的にコンパイルされることは稀である。 強制によらない表現力のため、C++多くエラー要因範囲外チェックされない配列アクセス未使用ポインタ、型の不一致など)はコンパイル時または実行時不適当なオーバーヘッド無し信頼できるチェック行えない。このため、低レベルバッファオーバフロー、ページフォールト、セグメンテーションフォルトを導いてしまう。標準サードパーティーライブラリそのようなエラー避けることを助け高水準な(動的配列リストマップのような)抽象概念提供している。一方Javaではそのようなエラー単純に起こすことも、JVM検出されることも無く例外によってアプリケーション報告されるJavaは、配列アクセス境界チェック行い、そして領域外にアクセスすることが判明したときに明確な振る舞い例外送出)を要求する。これにより、一般に実行低速になる代わりに不安定さの源が除去される。ただし、コンパイラ解析不必要な境界チェック消去される場合もある。C++ネイティブ配列配列アクセス振る舞い要求しないため、通常境界チェックしないのが一般的である。ただしstd::vectorのようなC++標準ライブラリでは、at()メンバ関数使用という形で、境界チェック付きアクセス任意に選択できる要約すると、Java配列は「常に安全で、厳しく強いられる可能な限り高速」だがC++ネイティブ配列は「常に高速、完全に強制されない潜在的に危険」ということである。

※この「ランタイム」の解説は、「JavaとC++の比較」の解説の一部です。
「ランタイム」を含む「JavaとC++の比較」の記事については、「JavaとC++の比較」の概要を参照ください。

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