M-26 パーシングとは? わかりやすく解説

M26パーシング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 15:36 UTC 版)

M26パーシング アメリカ合衆国第二次世界大戦末期にドイツ軍重戦車に対抗するために開発した重戦車(1946年5月に中戦車に分類変更)である。 英陸軍もライセンス生産をしている[要出典]


注釈

  1. ^ T20は後に足回りをトーションバー式に変更したT20E3、ガス・エレクトリック式のハイブリッドエンジンを搭載したT23シリーズなどを経て、通常型のエンジンに戻したT25E1、T26E1といったM26の原型に至っている。
  2. ^ パットン将軍は戦略・戦術には明るかったが技術的な面への理解が不十分で、戦車に関しては「何も知らない人間と同程度」の知識しかなかった、という証言がある。
  3. ^ この段階で、従来型のドイツ戦車に対するパンターの配備比率は46%であった。
  4. ^ M4はより強力な76.2mm砲とHVAP弾の組み合わせをもってしても、ティーガーIIやパンターの車体正面装甲を貫徹できなかった。
  5. ^ 例えばティーガーIのような角ばったシルエットに対し過敏になり、シュルツェンを装備したIV号戦車をティーガーIと誤認したり、四角い小屋を反射的に砲撃して破壊してしまうなど、大きなストレスに晒されていた。
  6. ^ 大戦中の敵戦車であるパンターよりは若干軽量であったが、路外機動性が不十分であった。
  7. ^ 開戦時に韓国軍が装備していた機甲戦力は僅かな数のM8装甲車のみであり、これらは開戦後の数日間のうちに全滅した。
  8. ^ 2002年12月以降は発行はガリレオ出版に移行

出典

  1. ^ 陸技調5の部 昭和16.11~17.6(防衛省防衛研究所)陸技調5第13号 昭和17年4月 各国重戦車 pp.45-47」 アジア歴史資料センター Ref.C14010889800 〔第四節 米國(略)1.T1重戰車(1)概説 本戰車ハ昨年度後半期ニ於テ米軍ノ製造セル重戰車ナリ。外形ハ勉メテ丸味ヲ附シ、避彈經始ノ採用ニ留意ス。主砲ハ砲塔上ニ搭載シ、砲塔ノ旋囘ハ動力式ナリ。本戰車ノ懸架装置ハ米軍ノ輕、中戰車ニ見ル様式ト相違シ該部ニ防護装置ヲ施シアリ。(写真略)(2)諸元(イ)重量……57ton/(ロ)装甲 本戰車ノ装甲ハ70~100粍級徹甲彈ヲ以テ初メテ貫徹シ得ル程度ノ鋼板ナリト稱スルモ詳細不明。/(ハ)武装 76.2粍對地對空兼用加農…1 其ノ他輕砲及機關銃ヲ装備セル如キモ不明/(ニ)機關 形式……飛行機用機關/出力……1000H.P/(ホ)速度……約40km/h 〕〔
  2. ^ 蘇軍機甲一覧表(改訂版)/秘 蘇軍機甲一覧表(改訂版)昭和19年2月10日 陸軍兵器行政本部(写真あり)」 アジア歴史資料センター Ref.A03032132400 p.5
  3. ^ 独雑-第90号・蘇軍戦車についての書類送付の件」 アジア歴史資料センター Ref.A03032026700 p.6〔 米M-6「ドレッドノー」(未ダ出現セズ)五七瓲 〕
  4. ^ 兵要地理上必要なる米軍主要戦車諸元表」 アジア歴史資料センター Ref.C13032677700 
  5. ^ 戦訓報第1~56号(欠号あり)昭18.7.5~20.6.18(防衛省防衛研究所)戦訓報第56号 対M1重戦車戦法 昭和20年6月18日」 アジア歴史資料センター Ref.C19010145900 
  6. ^ 藤田昌雄 (2004). もう一つの陸軍兵器史―知られざる鹵獲兵器と同盟軍の実態. 光人社. pp. 31-36. ISBN 4769811683 
  7. ^ NHK特集『俺は天下の解体男 スクラップ戦後経済史』1988年1月31日放映


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M26 パーシング(M26 Pershing)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 23:37 UTC 版)

「M26パーシング」の記事における「M26 パーシング(M26 Pershing)」の解説

最初量産型T26E3合わせ最終的に2,432両(2,213両とも)が生産された。

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M26パーシング

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豹と狼 ドイツ軍5号戦車1944」の記事における「M26パーシング」の解説

90mm砲を装備するアメリカ軍最強重戦車

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