AMX30_AuF1_155mm自走榴弾砲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 武器・装備 > 兵器 > 自走砲 > AMX30_AuF1_155mm自走榴弾砲の意味・解説 

AMX30 AuF1 155mm自走榴弾砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/04 08:47 UTC 版)

AMX-30 AuF1 155mm自走榴弾砲
サウジアラビア軍のAMX-30 AuF1
基礎データ
全長 10.23m
全幅 3.1m
全高 3.17m
重量 43.5t
乗員数 4名
乗員配置 車長、砲手、装填手、運転手
装甲・武装
装甲 80mm~100mm
主武装 155mm GCT榴弾砲
副武装 12.7mm重機関銃M2×1挺
機動力
速度 60km/h
エンジン イスパノ・スイザ社製HS-110
液冷対向12気筒多燃料ディーゼル
680hp
懸架・駆動 トーションバー方式
行動距離 500km(ディーゼル燃料)
420km(ガソリン使用時)
出力重量比 hp/t
テンプレートを表示

AMX-30 AuF1は、フランスの155mm自走榴弾砲である。

開発

同車は、フランス陸軍の1世代前の主力戦車AMX-30の車体とエンジンを流用して設計されており、AMX-30と比較して重量がやや重くなった分最高速度が若干下がっている。

1960年代末にフランス陸軍は新型の155mm自走榴弾砲の開発を開始し、1972年には試作1号車が完成し、1979年に実戦配備が始まった。

概要

この自走砲は砲塔部分だけがGCTシステムとして設計されており、下の車体はAMX-30以外にもM1エイブラムスチャレンジャー1 / 2レオパルト2T-72など現存する全ての主力戦車の車両を流用することが可能である。

車体を選ばない代償として、砲塔旋回・仰俯角調整用発電機や照準装置など走行系統以外を全て砲塔に詰め込むため、砲塔が大きくなっている。

採用国

フランス以外にもサウジアラビアイラクが採用しており、イラン・イラク戦争湾岸戦争で運用された。

フランス

フランス陸軍は273両受領した。2023年時点で32両が現役[1]

クウェート

18両

サウジアラビア

63両

イラク

1983年から1985年の間に86両が受領され保管されていた。

脚注

出典

  1. ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 91. ISBN 978-1-032-50895-5 

関連項目


AMX-30 AuF1 155mm自走榴弾砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:37 UTC 版)

ルパン三世 DEAD OR ALIVE」の記事における「AMX-30 AuF1 155mm自走榴弾砲」の解説

ズフ国軍が使用ゲリラによる大統領宮殿襲撃シーン登場

※この「AMX-30 AuF1 155mm自走榴弾砲」の解説は、「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」の解説の一部です。
「AMX-30 AuF1 155mm自走榴弾砲」を含む「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」の記事については、「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「AMX30_AuF1_155mm自走榴弾砲」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「AMX30_AuF1_155mm自走榴弾砲」の関連用語

AMX30_AuF1_155mm自走榴弾砲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



AMX30_AuF1_155mm自走榴弾砲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのAMX30 AuF1 155mm自走榴弾砲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのルパン三世 DEAD OR ALIVE (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS