M41_155mm自走榴弾砲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > M41_155mm自走榴弾砲の意味・解説 

M41 155mm自走榴弾砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/20 00:26 UTC 版)

M41 155mm自走榴弾砲
性能諸元
全長 5.83m
全幅 2.84m
全高 2.38m
重量 18.45t
懸架方式 トーションバー
速度 56.4km/h
行動距離 241km
主砲 155mm榴弾砲M1×1
副武装 12.7mm重機関銃M2×1
装甲 12.7-28.5mm
エンジン キャデラック・シリーズ 44T4 液冷ガソリン
296hp
乗員 5名
テンプレートを表示

M41 155mm自走榴弾砲(エム41 155ミリメートルじそうりゅうだんほう、英語:M41 155 mm Howitzer Motor Carriage)は、アメリカ陸軍自走砲である。

概要

アメリカ陸軍では、M24軽戦車の車体を用いて各種自走砲を開発する「ライト・コンバット・チーム」構想が存在した。これに基づき、155mm榴弾砲搭載の自走砲として開発されたものがT64E1である。本車は、エンジン室を車体中央に移動させたT65E1(M19対空自走砲の試作型)の車体を流用し、後部に155mm榴弾砲M1を装備した。主砲の射程は14.9kmで、搭載砲弾数は22発であった。

試作車は1944年12月に完成し、試験では発砲時の爆風で雑具箱などが破損したため、雑具箱やアンテナなどの配置変更の後、1945年6月28日にM41 HMC(Howitzer Motor Carriage)として制式化された。

本車はマッセイ・ハリス社で生産されたが、1945年9月までに60両が完成したに留まり、第二次世界大戦には間に合わず、朝鮮戦争で使用された。

1953 年の紛争終結時には米軍が使用し、フランスは 1956 年から 1972 年まで使用しました。

登場作品

ゲーム

World of Tanks
アメリカ自走砲「M41 HMC」として開発可能。

参考文献

  • グランドパワー別冊『世界の軍用車輌(1) 装軌式自走砲:1917~1945』 デルタ出版
  • グランドパワー 1996年8月号 デルタ出版

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「M41_155mm自走榴弾砲」の関連用語

M41_155mm自走榴弾砲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



M41_155mm自走榴弾砲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのM41 155mm自走榴弾砲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS