M41火炎放射器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 13:57 UTC 版)
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M41火炎放射器 | |
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種類 | 火炎放射器 |
製造国 | ![]() |
設計・製造 | ![]() |
年代 | 第二次世界大戦 |
仕様 | |
種別 | 火炎放射器 |
使用弾薬 | ガソリンとタールの混合物 |
重量 | 18 kg[1] |
有効射程 | 25 - 30 m[1] |
歴史 | |
配備期間 | 1941年~1945年 |
配備先 | ドイツ国防軍[1] |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
製造数 | 64,283基 |
M41火炎放射器(M41かえんほうしゃき)は、ナチス・ドイツで開発・運用された携帯式火炎放射器。M35火炎放射器の後継であり、1942年に制式化された。FmW41と表記する資料もある[1]。
概要
元々は空挺部隊の戦闘工兵用として開発されたもので、1942年に制式化された[1]。背負い式のタンクは上下二段型で、上段の小型タンクに放射用窒素、下段のタンクに燃料が充填されている[1]。M35と比較すると、M41火炎放射器では燃料が11.8から7.5リットルまで少なくなったが、重量は35.8から18キログラムまで大幅に軽量化され、実用的な重さになった[1]。
6万基近くが製造され、ドイツ国防軍の標準火炎放射器として配備された[1]。
脚注
出典
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