M40火炎放射器とは? わかりやすく解説

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M40火炎放射器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/27 04:37 UTC 版)

正式名称 M40火炎放射器
総燃料 4.5リットル
重量 21.3 kg
燃料 混合燃料(ガソリンタール
射程 25 m - 30 m
製造国 ドイツ国

M40火炎放射器(M40かえんほうしゃき、ドイツ語: Flammenwerfer 40)は1940年ドイツで開発された携帯型火炎放射器である。

開発経緯

1930年からドイツ軍で採用されていたM35火炎放射器の後継と重量対策として研究され、1940年に開発された携帯型火炎放射器。

従来の背負い方式を採用し、燃料タンクの形状もそれまでの円筒型から両サイドの燃料タンクをリング状に結合した浮き輪形をしている。点火方式はM35と同じく噴射ノズル部分から噴出する窒素ガスに着火させる方法を採用、さらに大幅な重量軽減を行った結果、M40の総重量は21.3 kgと大幅に軽量化されている。

ただし軽量化を行った結果、搭載できる燃料の量も大幅に削減し、射程はM35と同等にもかかわらず放射回数は大幅に減ってしまったとされる。この事からドイツ国防軍ではM40は前線では実用的ではないと判断。M41火炎放射器の登場までの間、軍では少数が配備されただけだった。

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