JUSTIS
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「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「JUSTIS」の解説
『6』の「クランクリエイター」のイベントに登場するチーム。名前の由来は英単語の「JUSTICE」だが、結成時にジョーやオカダが綴りを覚え間違えていたために「JUSTIS」となっている。チームでは「六狂人」と呼ばれる六人の幹部達を中心に動いており、かつて神室町で幅を利かせていたカラーズと呼ばれるギャング集団を倒すために正義を貫く若者達によって作られ、カラーズ壊滅後はギャングチームと遜色のないチームに成り下がって徐々に勢力を広めていくが、そのほとんどが参謀役のコウメイや彼のバックにいた黒幕の殺月の手の内にある事を見抜いていたオカダは密かに殺月共々組織を潰す事を狙っている。桐生会との抗争の中でオカダを含む六狂人メンバーは全員桐生会に移籍し、組織はコウメイが完全に掌握するも程無くして殺月と共に倒され、完全に壊滅した。『極2』では六狂人の6人は本編とは関係ないゲストキャラクターであるが、闘技場で対戦したり新・クランクリエイターで仲間にすることができる。 オカダ・カズチカ JUSTISのリーダー兼六狂人の一人で、ジョーの親友。金の雨を降らせるという意味で「レインメーカー」という異名を持ち、メンバー3000人を束ねる程の圧倒的なカリスマ性と強さを誇る。戦闘ではベースタイプの渋澤に似た格闘スタイルで戦い、必殺技として自身の異名と同じ名の「レインメーカー」を使用する。かつてカラーズを壊滅に追い込んだために殺月の報復に遭い、その際に恋人を守ることが出来なかったという悔恨から「JUSTISをもっと強くしたい」と考えるようになり、善悪や誰彼問わずに強いメンバーを引き入れるようになってしまい、JUSTISを思想が大きくくずれたチームへと変えてしまうが、その真の目的はJUSTISを敢えてギャング同然のチームにする事で自分の手駒となるギャングを欲する殺月を誘き出して復讐する事であった。裏で殺月と繋がっていたコウメイをわざと泳がせる一方、JUSTISに立ち向かわせる戦力を興させる為にジョーをわざと抜けさせ、彼や桐生が興した桐生会にその可能性を見出すと、自らの意図を隠す為に悪人を演じる一方で、他の六狂人メンバーを刺客という形で桐生会に送り込む事で内々にその戦力を強化させていく。その後、自身の計画通りに事が進んだ後は全てを明かし、コウメイと殺月、そして彼らの手勢と化してしまったJUSTISを完全に壊滅させるために桐生会に協力する。 棚橋 弘至(たなはし ひろし) JUSTISの六狂人の一人で、オカダやジョーの友人。愛称は「タナ」。オカダの豹変の理由を知っているために彼の暴走を知りながらもオカダを支え続けており、またJUSTISを抜けたジョーの心情も理解しているなどの強さだけでなく仲間思いの優しさも持ち合わせている。ジョー曰くエアギターをしたり、「愛してマース!」と叫んだりするなど明るいキャラクターだったが、オカダの件もあって現在は落ち着いた性格になっている。 戦闘ではルチャで戦い、必殺技として「スリング・ブレイド」を使用する。神室町で桐生達に敗れてコウメイに切り捨てられた後、オカダの豹変の理由を話し、ジョーと共にオカダを助けるために桐生会に入ると同時に本来の性格に戻る。 天山 広吉(てんざん ひろよし) JUSTISの六狂人の一人。かつては小島と共にカラーズに所属していたが、後にオカダに敗れた事で、「負けたらそのチームに入る」というポリシーから小島と共にカラーズを抜けてJUSTISに入った経緯を持つ。戦闘ではハングマンに似た格闘スタイルで戦い、必殺技として「TTD」を使用する。神室町で小島とのタッグで桐生とジョーを相手に戦うも敗れ、直後に自らのポリシーに従って桐生会に入る。 小島 聡(こじま さとし) JUSTISの六狂人の一人。天山とのタッグは「テンコジタッグ」と呼ばれ、組むことで通常の倍以上の実力を発揮し、ジョーからも天山と共に「クソ野郎だが腕は確か」と評されている。戦闘では渡辺正高に似た格闘スタイルで戦い、必殺技として「ウエスタン・ラリアット」を使用する。桐生達に敗れた後は天山と同様に桐生会に入る。 内藤 哲也(ないとう てつや) JUSTISの六狂人の一人。「トランキーロ、あっせんなよ」などスペイン語を織り交ぜたややチャラけた独特な語り口調を使い回す一方で、オカダの命令ではなく自分の意思で尾道仁涯町に出向き、誰の命令も聞かないと嘯く強烈な反骨精神や、桐生やジョーのような「感情や男気で動く人間」を嫌ったり桐生に敗れた矢野に対し「負け犬は不要」と射殺しようとするといった冷酷な一面も持つ。また、ヤクザやマフィアに知り合いが多く、桐生が東城会の四代目という事も知っていた。戦闘ではルチャで戦い、必殺技として「デスティーノ」を使用する。矢野の敗北後、後任として尾道に攻め入って桐生達と戦うも敗れ、直後に前述の「感情や男気で動く人間」への嫌悪は憧れの裏返しであったことを告白し、桐生の男気に惚れたことで桐生会に入る。 矢野 通(やの とおる) JUSTISの六狂人の一人。元々は窃盗や詐欺のスペシャリストとして活動しており、オカダに引き抜かれてJUSTIS入りした経歴を持ち、「敏腕プロデューサー」と称して手下に様々なあくどい仕事をさせている。戦闘では金井に似た格闘スタイルで戦い、必殺技として「鬼殺し」を使用する。JUSTISの切り込み隊長として尾道仁涯町で桐生達と対決するも敗北し、直後に現れた内藤からJUSTISからの除名を宣告され、用済みとして射殺されそうになったところをジョーが間に入った事で救われる。その後は心を入れ替えたとして桐生会に入る。 コウメイ 声 - 武田直人 JUSTISの参謀役。六狂人程の腕っ節はないながらもその狡猾さと悪知恵を武器にオカダの右腕的存在として君臨しているが、格下と見た相手を露骨に見下すだけでその戦力を正当に分析しようとしない、兵隊の数で有利と不利を判別する、想定外の事態や裏を書かれた際には激昂したり狼狽えるなど、策士としても優秀とは評し難く、裏で手を結んでいた殺月からも然程信頼されていない。JUSTISを発展させていく裏でJUSTIS乗っ取りのために黒幕の殺月と協力し、強いメンバーをJUSTISに引き入れた上で密かに自分達の味方に付けるなどの計画を着々に進める。その後、オカダが桐生に敗れると本性を露わにして同時に殺月を紹介し、オカダに対して「リーダーとしては三流」と嘲りながら、自身がJUSTISのリーダーになることを宣言するが、オカダにその目的や行動は当に見抜かれていた事や殺月を誘き出す為に敢えて泳がされていた事を聞かされ、自分が言い放った嘲笑をそのまま返されてしまった。その後はJUSTISの新リーダーとして殺月と共に桐生会に勝負を挑むも、返り討ちに遭い、殺月よりも一足先に倒された。
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