FOODGARDEN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:59 UTC 版)
「与野フードセンター」の記事における「FOODGARDEN」の解説
フードガーデン(「FOODGARDEN-VALUE-」=バリュー・フードガーデン=とも)は、1999年(平成11年)より展開している与野フードの新形態スーパーマーケット。 「豊富な品揃え・エンターテインメント・くつろぎ・ミールソリューション」のコンセプトの大規模な店舗で食品・日用品を多数揃えるほか生鮮品の扱いを縮小する代わりに惣菜品のインストアキッチンの面積を増やすなど惣菜系統の取扱を強化し、イートインコーナーを設けている新座店のような店舗もある。 新規出店当初は他チェーンとの差別化を図る為中国茶コーナーや癒しコーナーを設けて、茶葉と茶器・アロマオイルや入浴剤・今までの食品スーパーではあまり見られなかったファンシー雑貨の類の導入が行われたが、従来の食品・日用雑貨との仕入慣習の相違への対応が不十分だった為に過剰在庫の問題を引き起こし、売上も低迷した事から数年で大幅に縮小された。 新規出店のほか、日進店・七里店・白鍬店など与野フード→Y-VALUE→FOODGARDENと複数回に渡り業態変更をしながら、昭和の与野フード草創期から営業を続けている店舗もある。 2000年〜2010年代の長きに渡り将来的にも主力として展開する業態とされてきたが、展開から20年以上が経過しコンセプトや品揃えが時勢や各店の地域性に本当にマッチしているのかといった抜本的な見直しが必要な時期を迎えており、今後のエコスの判断が注目される。 上尾中妻店(上尾市中妻。1999年(平成11年)5月開店。店舗面積約1,668m2) 新座店(新座市。2000年(平成12年)9月14日開店)イートインコーナーのほか、初めてドラッグストアのマツモトキヨシも併設した店舗である。 戸塚安行駅店(川口市長蔵新田。2003年(平成15年)12月1日開店。店舗面積約1,316m2)オフィシャルスポンサーを務める浦和レッズの本拠地である埼玉スタジアムに最も近い店舗の為、レッズセールやグッズ販売に力を入れている。 七里店(さいたま市見沼区東門前、与野フードとして約18年間営業した後1995年(平成7年)7月1日Y-VALUEに業態転換→2004年(平成16年)12月にフードガーデンとして改装OPEN)2011年(平成23年)の東日本大震災時にはその立地により揺れが激しく、与野フード全店の中で最も商品破損等の被害が大きく休業期間が長かった店舗でもある。 日進店(さいたま市北区日進町2。1966年(昭和41年)12月開店→1990年代後半にYバリュー→2005年(平成17年)3月4日に店の西側にあった丸広(2002年8月閉店)の跡地に移動。売場面積も大幅に拡大させ、フードガーデンとして新装OPEN。店舗面積約2,086m2)サンドラッグを併設している。 朝霞三原店(朝霞市三原。Y-VALUEとして1996年(平成8年)12月開店→2000年代後半にフードガーデンに業態変更。店舗面積約1,396m2) 宮原西口店(さいたま市北区日進町3。Y-VALUEとして1997年(平成9年)12月13日開店、→2000年代後半にフードガーデンに業態変更。店舗面積約1,147m2) 北与野店(さいたま市中央区上落合2、アルーサ北与野ショッピングモール地下1階。2010年(平成22年)2月26日開店。店舗面積約1,300m2)クイーンズ伊勢丹が撤退した跡に出店した。 白鍬店(さいたま市桜区白鍬。1979年(昭和54年)1月開店。店舗面積約1,411m2)与野フード→Yバリューとしての約30年間の営業を経て、2010年(平成22年)4月の大規模改装時にフードガーデンに業態転換。 与野本町駅前店(さいたま市中央区本町ビーンズ与野本町内。与野フードとして1989年(平成元年)3月に開店→2010年代前半にフードガーデンに業態変更。店舗面積約1,026m2)改札前の駅近店舗の為「与野フード」時代は通勤・通学客のコンビニ的な需要も見込んで「Yバリュー」「フードガーデン」店舗とは異なった商品・価格政策が取られていた。2000年代半ばには自社運営のカフェ業態を併設したり、早朝専門の派遣スタッフを活用し朝の通勤・通学時間帯からの営業を始める等した。しかし、カフェ業態は運営の人材不足や採算が合わない状態が続いた為数年で終了。早朝時間帯の営業はコロナ禍での外出自粛・テレワーク普及の影響や人件費の抑制を図るエコスの意向もあり2022年(令和4年)1月4日より9時開店に変更された(閉店時間は夜12時のまま変更なし)。 *FOODGARDEN→TAIRAYA ・宮原東口店(さいたま市北区宮原町2。1999年(平成11年)3月27日開店。店舗面積約1,510m2) フードガーデンの第1号店であり20年以上旗艦店として営業してきたが、2022年(令和4年)3月21日に休業し、4月26日よりエコス本体の主力業態であるTAIRAYAの屋号でリニューアルオープン。
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