cheap
「cheap」とは・「cheap」の意味
「cheap」は英語で「安い」「低価格である」という意味を持つ形容詞である。比較級は「cheaper」で、最上級は「cheapest」となる。また、「cheap」の反対語は「expensive」であり、「高価な」「高い」という意味がある。「cheap」の発音・読み方
「cheap」の発音は、英語のアルファベットで表記すると「tʃiːp」となる。日本語のカタカナ表記では「チープ」と読む。「cheap」の語源・由来
「cheap」の語源は、古英語の「ceap」で、「取引」や「買い物」を意味する言葉である。これが時代を経て、「安い」「低価格」という意味を持つ形容詞になった。「cheap」の類語
「cheap」の類語には、「inexpensive」「low-cost」「economical」などがある。これらの言葉も「安い」「低価格」という意味を持つ形容詞である。「cheep」と「cheap」の違い
「cheep」と「cheap」は発音が似ているが、意味が異なる。 「cheep」は、鳥の小さな鳴き声を表す動詞であり、「cheap」は「安い」「低価格」という意味の形容詞である。「cheap」を含む用語・関連する用語
「cheaper」とは
「cheaper」は、「cheap」の比較級であり、「もっと安い」「より低価格」という意味がある。「dirt cheap」とは
「dirt cheap」は、「非常に安い」「とても低価格」という意味を持つ英語のイディオムである。「cheap」の使い方・例文
1. This shirt is cheap.(このシャツは安い)2. The store sells cheap electronics.(その店では安い電子製品が売られている)
3. I found a cheap flight to New York.(ニューヨークへの安いフライトを見つけた)
4. The hotel offers cheap accommodation.(そのホテルは安い宿泊施設を提供している)
5. She bought a cheap car.(彼女は安い車を買った)
6. The restaurant has a cheap menu.(そのレストランは安いメニューがある)
7. I prefer cheap clothes.(私は安い服が好きだ)
8. This computer is cheaper than that one.(このコンピューターはあのコンピューターよりも安い)
9. The product is cheap but of good quality.(その製品は安いが品質が良い)
10. I bought these shoes at a dirt cheap price.(この靴をとても安い価格で買った)
チープ
「チープ」とは・「チープ」の意味
「チープ」とは英語の「cheap」を日本語読みにした外来語で、「安っぽい」という意味を表す。それとともに「けちな人」のスラングで用いられたり、ラップミュージックでは相手を貶める言葉として用いられたりもする一方、安っぽさへの親しみを込めたいい意味でも用いられることのある言葉であるが、「チープ」と発音して「cheep」のスペルをあてた場合は、小鳥の鳴き声の擬音語となるため意味が異なってくる。価格の高低を客観的に評価する場合は単に「安い」と表現するが、「チープ」という表現を用いてものの価値を表すときには「安っぽい」という心理的な評価が加えられている点に特徴がある。安いだけで品質が悪い、見てくれはよいが粗悪品である、といった「安かろう悪かろう」の品質をさしていう場合に用いられるのが「チープ」である。反対に、品質が良くても値段がそれほど高くはない場合には「リーズナブル」といった表現が用いられる。
一方で、安っぽいイメージが先行しがちなチープにも、「チープでダサかわいい」のように、ある種の魅力を親しみを込めて、いい意味で用いられるケースもある。英語のcheapにも、「チープ・シック(cheap chic)」のように、お金をかけずにオシャレな着こなしを楽しもうという考え方もあり、チープは必ずしもマイナスのイメージ一辺倒の言葉とはいえない。
「チープ」の語源・由来
「チープ」は英語の「cheap」が語源となっている。cheapには本来、「安い」「安価な」「安物売りの」「つまらない」「軽蔑すべき」などといった意味がある。「チープ」の熟語・言い回し
チープ感とは
チープとは本来、安っぽい、粗悪な感じといったようにマイナスのイメージで捉えられるケースが多い。しかしチープだけれどそれがかえってある魅力を感じさせるというプラスの印象を与える場合もある。特にチープ感というように、チープが「感じ方」で捉えられているような場合は、「昭和レトロのダサかわいさ」に代表されるような、安っぽさの中に醸し出される特別な価値を、「チープ感」という言葉で表現することもある。
チープな味とは
安っぽい味という意味で用いられるが、必ずしも粗悪な印象のみに限定された言葉ではなく、ある種の郷愁を喚起しながら共感を呼ぶ表現として用いられる場合がある。昔ながらの駄菓子屋の味付け、誰もが知っており簡単にその味わいが共有できるインスタント食品の味などは、たびたび「チープな味」と表現されることがある。
「チープ」の使い方・例文
「チープ」の使い方・例文としては主に次のようなものが挙げられる。・ゴテゴテと塗装されただけのチープな車体にまたがって、喜々としてバイクを乗り回している友人の気持ちがわからない
・出発間際にバッグが壊れてしまい、飛び込んだかばん屋でチープなつくりのスーツケースを購入したが、案の定すぐに使いものにならなくなった
・みんなはこの置物がチープなお土産品だとけなしたが、私は一目見て非常に高価なものだと直感した
・触っただけで素材の粗悪さがわかるチープなタオルが参加賞だった
・当座の間に合わせだからチープな代用品をあてがっておこう
以上はチープという言葉をモノに向けて使用したケースである。
モノ以外に向けて言う場合には
・君のその考えはあまりにチープすぎやしないか
・全員で力を合わせて開催にこぎつけたのに、社長のチープなあいさつのせいで台無しになってしまった
・そんなにチープなアイデアしか出せないのならメンバーを辞めてくれ
・講師の話は内容のほとんどが前回の焼き直しだったので、全体的にチープな印象を免れなかった
・創業者の苦労を知っている者にとっては、2代目社長が打ち出した経営方針は単なる机上の論理にすぎず、何ともチープなものに感じられてしまう
などと使う。
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