C事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:48 UTC 版)
「大阪連続バラバラ殺人事件」の記事における「C事件」の解説
1987年(昭和62年)1月22日17時30分ごろ、加害者Kはそろばん塾から帰宅途中の当時9歳・女児C(大阪市住吉区在住・大阪市立墨江小学校3年生)を見かけ、わいせつ行為目的で誘拐した。Kは自宅にCを連れ込んでわいせつ行為をしようとしたが、Cが泣き叫んだために犯行の発覚を恐れ、18時ごろにCを絞殺した。殺害後、Kは女児C遺体を山中に遺棄したほか、Cの自宅やCが通学していた墨江小学校に対し、計5回にわたり「3,000万円用意しろ」などと電話して身代金を要求した。 被害者Cの遺体は1987年5月4日14時ごろに大阪府豊能郡豊能町川尻北山の山中で発見された。5事件の被害者では唯一バラバラにされていなかったが、Kはその理由を「小さかったので切断せず、段ボール箱に入れて運んだ」と供述した。
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C事件(第3の事件)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:12 UTC 版)
「広島タクシー運転手連続殺人事件」の記事における「C事件(第3の事件)」の解説
事件発生:1996年9月7日23時50分ごろ(殺害時刻) 被害者:女性C(事件当時45歳・長崎県諫早市出身・広島市中区宝町在住) - 事件の10年前から宝町のマンションに住んでいたが、1996年9月上旬ごろから帰宅していなかった。Hとは事件以前から顔見知りだったが、1993年ごろにHの所持金を盗んだことがあり、Hからは悪感情を抱かれていた。 殺害現場:広島県山県郡加計町穴(現:広島県山県郡安芸太田町穴)・国道191号の脇道 死体遺棄現場:広島県山県郡加計町加計(現:広島県山県郡安芸太田町加計)・町道脇を流れる滝山川(太田川支流)左岸法面斜面 / コンクリート製の溝の中西日本旅客鉄道(JR西日本)広島駅から北北西へ約30 km・被害者Dの遺体発見現場から北約20 km、および温井ダムから下流約1 kmの山中に位置していた。夜間はほとんど人通りがない町道の脇だった。 面識のない女性2人を相次いで殺害したHはB事件から日数が経過しても被害者Bの遺体が発見されなかったため「自分が警察に疑われることはない」と確信し、1996年8月下旬ごろ以降は遊興費を入手するために女性を物色するようになったが、このころから「人を殺すこと自体が極めて強い刺激となり、快感を感じるほど」になっていた。1996年8月30日3時、Hは中区内で客待ちしていたところ、偶然通りかかった女性Cを見かけたが、この時は帰社時間が迫っていたため後日Cを殺害することにした。 C事件当日(1996年9月7日)、Hは22時30分を過ぎても運賃収入が30,000円止まりで目標とした運賃収入50,000円に届かなかったため、不足分の運賃収入を補い、遊興費も稼ぐ目的で売春婦を殺害して金を奪うことを決意した。23時ごろ、Hは広島市南区内の路上でいつも客待ちしていた女性Cをタクシーに誘い入れ、Cに「どこか遠くで遊ぼうか」と提案して3万円を渡し「タクシーの中でしてもいいかな?」と提案して承諾を得ると、途中でコンビニに立ち寄ってCに缶ビールを買わせた。しかしHは以前から遺棄現場として考えていた加計町方面へ向かった一方、なかなかCと性行為をする気にはならなかった。 1996年9月7日23時50分ごろ、Hは真っ暗な山道にタクシーを停車して被害者Cに「俺は後ろからするのが好きだ。四つん這いになってくれ」と後背位で性行為をするよう求めた。Hからの申し出を承諾した被害者Cは後部座席で背を向け、下着を脱いで腰を突き出したが、Hはネクタイ・ズボンのベルトを緩めて唸り声を上げながらCにのしかかった。Cは危険を察知して振り返り、Hに「何をするの!」と叫んだが、Hはベルトを引き抜いて被害者Cの首に回して絞め上げ、激しい抵抗にも躊躇せずCを絞殺した。その後、HはCの財布から現金約82,000円を奪い、9月8日0時10分ごろに遺体をタクシーに乗せたまま発進し、約1時間にわたり遺棄場所を探しながらタクシーで走行した。最終的にHは殺害現場から約10 km離れた滝山川左岸の法面斜面に被害者Cの遺体を遺棄し、遺体発見を遅らせようと近くの農家から盗んだ青いビニールシートで遺体を隠した。
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