C修工事と東武線対応工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:31 UTC 版)
「営団8000系電車」の記事における「C修工事と東武線対応工事」の解説
1・2次車については1995年(平成7年)度までにC修工事が施工された。内容は屋根の補修、車体ラインカラーの交換やゴム材、シール材の補修、床敷物の張り替え、側窓のカーテンの交換などである。 2002年(平成14年)秋からは半蔵門線用の新ATCへの対応と、東武鉄道伊勢崎線・日光線への対応改造が開始された。 機器面では、半蔵門線用新ATC、東武形ATSと列車無線装置を搭載し、行先表示器のLED化が行われた。運転台では速度計を新ATC対応形に交換、表示灯の新設や列車無線送受話器を営団・東急別型から東武を加えた3社対応で1台に集約した。この改造で、乗務員室背面に収納されていたATC車上装置は東武ATSを含めた一体箱として、床下に移設された。乗務員室のATC車上装置があった場所には、動作記録を行うATC/Sモニタ装置を設置した。 さらに新製時より搭載している第10編成を除いて自動放送装置を設置した(詳細は上記)。このほか8000形に設置していたダイヤル式行先設定器を両先頭車設置で押しボタンとタッチ式LCDモニターを併用するタイプに改修した。
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