800形→1095 - 1098とは? わかりやすく解説

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800形(初代)→1095 - 1098

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 07:59 UTC 版)

京急1000形電車 (初代)」の記事における「800形初代)→1095 - 1098」の解説

1958年に本形式試作車として800形初代)デハ800形デハ850形車両形式で4両が製造された。 編成構成浦賀寄りデハ800形品川寄りデハ850形連結した2両編成デハ800形運転台側にパンタグラフ搭載した製造当初当時流行倣い前面700形初代)どのように貫通2枚窓のいわゆる湘南電車スタイル600形初代)金車とほぼ同形車体だが、ドア幅が1,200 mm拡張されている。扉配置がやや運転台寄の前後非対称で、主要機器・性能700形初代)同一車体幅が量産車比べて80 mm狭く貫通路幅が量産車の1,100 mmより狭い1,000 mmとなっていた。 製造時は700形初代)同一補償巻線無し東洋電機製造製TDK-810A主電動機搭載していたが、1958年末には東洋補償巻線付きTDK810/3-E(端子電圧375 V、電流225 A、1時間定格出力75 kW定格回転数1,600 rpm最弱界磁25 %)を搭載し翌年1月公開試験実施した制御器にも最弱界磁25 %対応するため改造が行われ、名称がACDF-H875-560BからACDF-H875-560Cに変更された。1963年には回生ブレーキ試験使用されるなど、各種試験テストベッドとなった。 この4両は1965年昭和40年10月1000形 (1095 - 1098) に改番し、1966年昭和41年)には主電動機交換量産車性能揃えた1968年前照灯シールドビーム化と正面行先種別表示器側面種別表示器設置1969年には主制御器を1095編成はACDF-H875-566Aに、1097編成はACDF-H875-703Aに交換地下鉄乗り入れ計画があったにも関わらず非貫通型となっていたのは「運転室広くとれる」、「隙間風少ない」などの面が乗務員京急以外でも好まれていたためでもあるが製造当時では法的に問題ないとされていた。 だが地下区間では乗客避難支障が出ることとなり基準変更貫通扉設置義務となったため1973年昭和48年)に前面貫通扉設置され内装張り替え列車無線アンテナ搭載に伴うパンタグラフ位置品川方への変更貫通路幅の拡大および妻面窓の外側への移設運転台拡張に伴う運転台直後の窓の連結面側へ100 mm移動内装全面的張替え換気装置首振り扇風機化、主抵抗器更新などの工事が行われた。 各種更新工事施したものの、このグループ地下鉄乗り入れ末期でしかなかったといい、冷房改造されずに1988年昭和63年1月31日付で廃車となり、1095と1096の機器一部デト11・12へ、1097と1098機器一部はデチ1516それぞれ転用された。

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