7点の「ひまわり」とは? わかりやすく解説

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7点の「ひまわり」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 03:47 UTC 版)

ひまわり (絵画)」の記事における「7点の「ひまわり」」の解説

7点とも構図はほぼ同様であるが、向日葵本数3本、5本、12本、15本と異なっている。画像の列のソートボタンで元の順序に戻る。 画像F番号ひまわり本数制作時期所蔵参考1 F453 3本 1888年8月 /米/個人アメリカ最初に制作されたと考えられている。 2 F459 5本 1888年8月 /日本/焼失山本顧彌太旧蔵2番目の作品とされる1920年大正9年)に実業家山本顧彌太が、白樺派美術館の設立考えていた武者小路実篤依頼により、スイスにて7フラン当時為替レートで約2万円、現在の価格換算すると約2億円)で購入した1921年大正10年)、東京京橋星製薬ビル展覧会が行われている。1920年前後の同ビルでは、多く芸術展覧会開かれており、当時公開においても「ファン・ゴッホひまわり」が評判作品として扱われていたことが分かる1924年大正13年)、大阪通算3回目展覧会開かれたが、美術館設立構想頓挫したため、以降兵庫県芦屋市山本自宅飾られていたが、太平洋戦争末期1945年昭和20年8月6日アメリカ軍空襲阪神大空襲)を受けて焼失した2003年平成15年)に兵庫県立美術館開催された「ゴッホ展」において「芦屋ひまわり」というテーマ特集された。大塚国際美術館原寸大陶板本作再現し2014年平成26年10月1日から展示している。 3 F456 121888年8月 ノイエ・ピナコテークミュンヘン3番目の作品とされる。 4 F454 151888年8月 ナショナル・ギャラリー(ロンドン) ファン・ゴッホ自身気に入った12本のひまわり」(ミュンヘン作品)をもとに制作した4番目の作品とされる。 5 F457 151888年12月-1889年1月 /日本/SOMPO美術館東京1888年12月の「耳切り事件直前描かれたとする説もある。1987年3月安田火災海上(現損害保険ジャパン)が、ロンドンクリスティーズで2250ポンド当時為替レートで約53億円)で落札した最終的な購入金額手数料込みで約58億円)。当時代表取締役であった後藤康男バブル期とはいえ無理をして購入推進した理由は、先々代社長時代から世界的な名画不在であった東郷青児美術館(現SOMPO美術館)の入館者が少なすぎる事が社内問題視されていたからである。1997年平成9年10月英紙サンデー・タイムズ』の報道で、エミール・シェフネッケルによる模作であるとする疑惑持たれたが、1999年平成11年)の研究調査によりゴッホ真筆断定された。以降贋作説が囁かれたものの、ゴッホ美術館学芸員修復技官らが再度調査行った結果、やはり真筆であると報告されている。 6 F458 151889年1月 ファン・ゴッホ美術館アムステルダムファン・ゴッホ病院から「黄色い家」に戻って東京作品模写したものと考えられている。振動気温湿度の変化による損傷避けるため、館外への貸し出し禁じ措置がとられている。 7 F455 121889年1月 /米/フィラデルフィア美術館フィラデルフィアアムステルダム作品同時期にミュンヘン作品模写したものとされる

※この「7点の「ひまわり」」の解説は、「ひまわり (絵画)」の解説の一部です。
「7点の「ひまわり」」を含む「ひまわり (絵画)」の記事については、「ひまわり (絵画)」の概要を参照ください。

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