7月7日の誕生花
7月7日の誕生花が持つ意味、解説、花言葉
#アベリア「アベリア」は19世紀中ごろにイタリアで観賞用植物として始めて育成された交配種で、日本では街路や公園などで多く植栽されている花木である。寒さに強く、開花期は5月中旬から10月ごろまでと長いのが大きな特徴だ。花色は白色から淡いピンク色をしている。鐘と似た形状で、香りの強い小さい花を多く咲かせる。真夏の日本列島では、アベリアの花に蝶や蜂などが集まり吸蜜している様子が良く見られると言われる。
●アベリアの花言葉
・「強運」
育ち伸びた枝先へ香りが強い多くの小花を咲かせ続ける強さにちなむとされている。
・「謙虚/謙譲」
小さな花冠をつつましい姿に例えることが由来だとされている。
#クチナシ
「クチナシ」は香りが良い白い花を咲かせる常緑低樹である。秋ごろに結実し、熟した実は古来より染料の原材料として用いられている。熟した実が裂けないため「口無し」と呼ばれたことから転じて「クチナシ」となったとされている。日本では初夏の結婚式でブーケに使われる花としても知られる。
●クチナシの花言葉
・「とても幸せだ」
アメリカのダンスパーティーで男性が女性を誘う際に胸飾りとして贈る花がクチナシである。誘われた女性の感情を表現したのが由来である。
・「喜びを運ぶ」
花が良い香りを放つことが由来だと言われている。
・「洗練/優雅」
日本での花言葉で、クチナシが咲く姿からイメージされた。
#スイレン
「スイレン」は水面に浮くように開花する水生植物である。世界各地の温帯、熱帯、亜熱帯に広く分布し、種類は約40種類あるとされている。多くが熱帯性スイレンで、夜咲きと昼咲きがあり、長い花柄と葉柄を持ち水面から出ているのが特徴だ。温帯性スイレンは昼にのみ咲き、葉と共に花が水面に浮かぶ。温帯性スイレンは5品種か6品種ほどしかないとされている。開花時期は6月から11月ごろで、花色は数多い。代表的なのが、白色・赤色・ピンク色・紫色・黄色などである。
●スイレンの花言葉
・「純粋な心/潔白/清らかな心」
野生に咲くスイレンは白い花が多いことに由来するとされている。
・「信仰」
古代エジプトで朝に花を開いて夜に閉じる姿が太陽のシンボルと見立てられたためとされている。
#スグリ
「スグリ」は日本や中国などのアジアや、北アメリカやヨーロッパなど、北半球に広く分布している。開花期は5月から6月初旬ごろまでだ。小さい花で花色が緑色や白色のため、葉に隠れやすく見落とされやすい。ただし、日本では寒冷地に咲く、ハナスグリと言う品種の花はピンク色で色鮮やかである。
「スグリ」の特徴は初夏に美しく結実することだ。果実の色は白色や緑色のほか、赤色や白色、黒などがあり、半透明のため宝石やビーズの美しさがあると言われる。果実は食用にも用いられるが、酸味が強く甘くはないため、見た目の美しさからケーキなどの彩りに多く使われている。また、クロスグリは一般的に「カシス」の名前で知られていて、多くが酒やジャム、ドライフルーツなどに加工され親しまれている。
●スグリの花言葉
・「あなたの不機嫌が私を苦しめる」
セイヨウスグリと呼ばれる品種は枝のトゲが多く、果実収穫時にトゲが邪魔となり作業の手間がかかることが由来だとされている。
・「あなたを喜ばせる」
美しく結実することが由来だとされている。
・「あなたに嫌われたら私は死にます」
トゲのある品種があるためと言われている。
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