7月15日の誕生花
7月15日の誕生花には、「ネムノキ」「バラ」「ナツツバキ」「ササユリ」がある。誕生花は恋人や大切な人に贈り物として渡すイメージがあり、一般的に草花に分類される花を思い浮かべるが、実際は果樹や庭木などの樹木の花も誕生花に該当する。たとえば、山野や庭などで見られる「アケビ」は果樹や庭木に分類される樹木であるが、10月23日・11月1日の誕生花とされている。花言葉は、「才能」「唯一の恋」である。また、ジャムやドライフルーツなど食用として人気がある「アンズ」も果樹に分類される樹木だが、2月23日・3月1日・4月12日・10月2日の誕生花となっている。花言葉は、「臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」「疑惑」である。このように、贈り物として人気がある誕生花だが、それに該当する花は草花に分類されるものだけではなく、普段果物としてよく目にする植物の花も多く該当する。
7月15日の誕生花一覧
7月15日生まれの誕生花は、「ネムノキ」「バラ」「ナツツバキ」「ササユリ」である。誕生花の意味、解説、花言葉
■ネムノキ「ネムノキ(学名:Albizia julibrissin)」はマメ科(ネムノキ科)ネムノキ属の花である。樹高が8メートル程にもなる落葉高木で、花の色はピンク・赤となっている。花弁は一枚一枚がとても細く、花の形は筆の様である。原産地は日本・朝鮮半島・中国・インドなどとなっていて、耐暑性が強いが樹高が高く剪定が難しいので庭などに植える木としては不向きだと考えられる。旬の季節は夏で、開花時期は6月~7月頃である。ネムノキを誕生花にしている日は他に、7月21日・8月17日がある。また、ネムノキの特徴の一つに、夕方になると葉を閉じる就眠運動が起こることが挙げられる。この眠るような姿から「ネムノキ」という名前が付けられた。●ネムノキの花言葉・歓喜・胸のときめき■バラ「バラ(学名:Rosa spp.)」はバラ科バラ属の花である。バラはとても品種が多く、その品種によって草丈は様々で、ブッシュ・ローズに分類されるバラは草丈が60~180センチ程なのに対し、ミニバラに分類されるバラは10~100センチ程となっている。また品種が多い分花の色も多様で、黄・白・赤・ピンク・茶・紫・黒・緑・オレンジ・複色がある。原産地はアジア・ヨーロッパなどの北半球の温帯域となっている。旬の季節は初夏・秋で、開花時期は5月~11月頃である。バラを誕生花にしている日は他にも、2月25日・6月19日・7月14日・12月25日がある。バラは品種が多い分、花の色ごとに別の日にちが設定されていたり、花言葉も異なるので注意が必要である。特に、黄色いバラは「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「友情」という花言葉を持っているので、恋人への贈り物としては不向きである。恋人へ贈る際は、「あなたを愛しています」という花言葉を持つ赤いバラが適している。●バラの花言葉・愛・美■ナツツバキ「ナツツバキ(学名:Stewartia pseudocamellia)」はツバキ科ナツツバキ属の花である。樹高は10~12メートル程で、庭木・花木に分類される。花の色は白である。原産地は日本(本州・四国・九州・沖縄)・朝鮮半島南部となっている。旬の季節は初夏で、開花時期は6月~7月頃である。ナツツバキを誕生花にしている日は他に、6月16日がある。ナツツバキの特徴としては、開花して一日で花が落ちる「一日花」ということが挙げられる。また、近年では家庭の庭にも植えられていることが多い。●ナツツバキの花言葉・はかない美しさ・愛らしさ■ササユリ「ササユリ(学名:Lilium japonicum)」はユリ科ユリ属の花であり、ユリの品種の一つである。葉が笹の様な形をしていることから「ササユリ(笹百合)」と名付けられた。花弁の長さは10~15センチ程で、花の色は淡いピンクである。原産地は日本で、日本固有種に分類される。旬の季節は夏で、開花時期は5月~7月頃である。またササユリは、白い花を咲かせることがあるがこれはアルビノ種と呼ばれるもので、とても珍しいものである。●ササユリの花言葉・清浄・上品・希少- 7月15日の誕生花のページへのリンク