ナツツバキ属とは? わかりやすく解説

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ナツツバキ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 08:48 UTC 版)

ナツツバキ属
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク上群 superasterids
階級なし : キク類 asterids
: ツツジ目 Ericales
: ツバキ科 Theaceae
: ナツツバキ属 Stewartia
学名
Stewartia L.
  • 本文参照

ナツツバキ属(ナツツバキぞく、学名: Stewartia)は、ツバキ目ツバキ科に属する

この属名はカール・フォン・リンネによって、イギリス人政治家で植物愛好家のビュート伯ジョン・ステュアート(John Stuart)への献名として命名されたが[1]Stewartiaとつづられた。

特徴

落葉高木または低木で、まれに常緑のものがある。は互生し、葉身は楕円形から長楕円形で、やや厚い羊皮質になり、縁に微鋸歯がある。は両性で、やや大型になり、花弁は5個、色は白色、ときに紅色になる。果実蒴果となり、卵形で、頂部から深く5裂するが、裂片が広く開くまでにはいたらない。

世界に約8種(Wikipedia英語版では「8-20種」)が知られており、アジアおよび北アメリカに分布している。日本では3種が知られる。

日本の種

  • ナツツバキ Stewartia pseudocamellia Maxim.
  • ヒコサンヒメシャラ Stewartia serrata Maxim.
    • トウゴクヒメシャラ Stewartia serrata Maxim. f. sericea (Nakai) H.Hara
  • ヒメシャラ Stewartia monadelpha Siebold et Zucc.
    • トチュウシャラノキ Stewartia monadelpha Siebold et Zucc. f. sericea (Nakai) H.Hara

脚注

  1. ^ 辻井達一『続・日本の樹木』中央公論新社〈中公新書〉、2006年2月25日、139頁。ISBN 4-12-101834-6 

参考文献





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