7月4日の誕生花
7月4日の誕生花一覧
7月4日生まれの誕生花は、「ネジバナ」「モクレン」「ストケシア」の3種類になる。誕生花の意味、解説、花言葉
#ネジバナネジバナは、ラン科ネジバナ属の多年草。学名は「Spiranthes sinensis var. amoena」。「Spiranthes」はギリシア語で「らせん」を意味する「speira」と、「花」を意味する「anthos」を語源としており、花がらせん状にねじれる形状に由来している。和名を「捩花(ネジバナ)」といい「捩摺(モジズリ)、ネジレバナ、ネジリバナ、ネジリソウ」などの別名がある。英語名は「Lady’s tresses、Screw flower」で、原産地は日本、中国、朝鮮半島、サハリン。6月から9月にかけて、白色やピンク色の花を咲かせる。旬は初夏から秋。小ぶりで道端や花壇などに自生する。ネジバナという花の名前は、花茎の周囲を取り巻くようにらせん状に花がつくことから、そのねじれた形状にちなんでこの名がつけられた。右巻き、左巻き両様にねじれて咲く。ネジバナの英語名は「婦人の編んだ髪」「ねじれた花」などの意味となる。
●ネジバナの花言葉
・思慕
#モクレン
モクレンは、モクレン科モクレン属の落葉低木。学名は「Magnolia liliiflora」。学名の「Magnolia(マグノリア)」は、植物の分類に功績のあった18世紀のフランスの植物学者ピエール・マニョル(Pierre Magnol)にちなんでつけられたもの。モクレンは和名を「木蓮(モクレン)」といい「木蓮華(モクレンゲ)、紫木蓮(シモクレン)」などの別名がある。英語名は「Mulan magnolia、Purple magnolia、Lily magnolia」で、原産地は中国。モクレンには複数の種類があるが、一般的にモクレンといえば紫木蓮をさすことが多い。小型で3メートルから5メートル程度の樹高のものがよく見られ、3月から5月ごろに紫色の花をつける。開花と同時に葉が出て大きく育ち、8枚の花びらの内側は白色、外側は濃い紫色と異なる色をつけるのが特徴で、成長が早く暑さや寒さにも強い。モクレンという花の名前は、花の形がハス(蓮)に似ていることからつけられた。
モクレンにはこのほかにも、10メートルから15メートルの高さになって3月から4月ごろに白い花をつけるハクモクレン(白木蓮)や、モクレンとハクモクレンの雑種で、6メートルから10メートルの高さになり、3月から4月ごろにかけてピンク色の花を咲かせるサラサモクレンなどがある。なおモクレンは、7月4日のほかに、1月8日、2月19日、5月7日の誕生花でもある。
●モクレンの花言葉
・自然への愛
・崇高
・持続性
・威厳
#ストケシア
ストケシアは、キク科ストケシア属(ルリギク属)の多年草。学名は「Stokesia laevis」。学名の「Stokesia(ストケシア)」は、植物の薬効の研究に功績のあった18世紀のイギリスの医師で博物学者のジョナサン・ストークス(Jonathan Stokes)にちなんでつけられたもの。ストケシアは青紫色の花を咲かせることから和名を「瑠璃菊(ルリギク)」といい、「エドムラサキ」の別名でも呼ばれている。英語名は「Stokesia、Stokes’ aster」で、原産地は北アメリカ南東部。日本へは大正時代初期に渡来したといわれている。6月から9月ごろにかけて青紫色はじめ、白色やピンク色、黄色の花を咲かせる。葉は細く、長く伸びた花茎の先の頭花は筒状で、花弁の先が5つに大きく裂けた花びらが集まって、舌のように伸びた舌状花さながらに咲くのが特徴的。生育力が旺盛で横に広がって育ち高さは30センチから60センチほどになる。なおストケシアは、7月4日のほかに5月4日の誕生花でもある。
●ストケシアの花言葉
・追想
・追憶
・清楚
・清楚な娘
・清らかな乙女
・たくましさ
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