5070系とは? わかりやすく解説

5070系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 23:57 UTC 版)

東武5000系電車」の記事における「5070系」の解説

1984年昭和59年6月より、5050系6両固定編成版として登場した更新のペースアップを図るため、本系列ではアルナ工機のほか、富士重工業津覇車輌の2社でも製造が行われた。1986年昭和61年3月までに6両編成13本計78両が登場し本系列の増備終了をもって78全車更新完了した本系列はクハ5170形-モハ5270形-モハ5370形-サハ5470形-モハ5570形-クハ5670形の順に編成されモハ5270形にはパンタグラフが2基、モハ5570形にはパンタグラフが1基それぞれ搭載されている。 基本仕様5050系準じているが、後部標識灯LED化され車内非常通報装置とその側面表示灯新設し前面助士席側の窓に手動ワイパー追加された点異なる。また、CP6両編成化に伴い大容量のHB-2000CAを新製し、両先頭車に各1基ずつ搭載している。MGサハ5470形に140kVAのものを、クハ5670形に75kVAのものをそれぞれ搭載した1985年昭和60年7月竣工した5178編成以降当時最新鋭10000系同等車内アコモデーションとなり、車内イメージアップ図られたほか、側面戸閉表示灯LED化された。また、5181編成以降当初から現行の通勤塗装竣工しており、鋼製車体の通勤形車両でセイジクリーム一色に塗装されていた経歴のない唯一のとなった本系列はその大半竣工後野田線に直接配置されているが、5175 - 5177編成のみは竣工伊勢崎日光線系統配置され浅草口に乗り入れていた経歴を持つ。その後1991年平成3年)までに全編成が野田線集約された。なお、本系列は東上線系統には配置されことはない。

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東武5000系電車」の記事における「5070系」の解説

前述のように、後年5000系および5050系大半野田線から栃木地区群馬地区ローカル支線区に転属したが、本系列は6両固定編成であることから支線転用不可能であり、全編成が野田線残留し8000系とともに運用された。 1999年平成11年3月ダイヤ改正時に5171 - 5173編成運用離脱し館林駅構内回送された後休車となり、2001年平成13年4月17日付で5173編成除籍され5000系列初の廃車となった。同編成内装部品一部1800系通勤転用改造に際して供出したほか、主要機器一部予備部品として確保した上で解体処分された。次いで同年5月には5172編成廃車となったが、同編成乗務員室扉および客用扉(2箇所)を8000系8154編成事故復旧工事に際して供出している。 2002年平成14年9月以降は、本線30000系新製配置して8000系野田線転属させる玉突き転配」による淘汰進められた。この結果同月26日付で火災事故により休車となっていた5174編成皮切りに2003年平成15年3月までに5175 - 5179・5183編成順次廃車となった2004年平成16年10月19日ダイヤ改正より、野田線東岩槻 - 春日部間の複線化完成に伴うスピードアップに際して全ての運用8000系統一することになり、残存していた5180 - 5182編成について同月18日限り運用離脱。5182編成同月16日17日大宮 - - 七光台間でさよなら運転行った後、同月26日付で除籍され本系列は形式消滅した支線区に転用できず、かといって野田線長く使用することもできなかったために、すべての編成20年経たずで廃車になってしまっている。

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