2代目 L900/902/910S型(1998年 - 2002年)
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「ダイハツ・ムーヴ」の記事における「2代目 L900/902/910S型(1998年 - 2002年)」の解説
軽自動車の規格改正(衝突安全性の見直し)によりわずか3年少々でモデルチェンジされた。プラットフォームは先代モデルの設計の多くを踏襲し、新規格に対応させるための設計変更で極力コストを抑えて開発された。基本的に先代モデルをベースとしているものの、外見上の造形は極力現代風のしつらえ(1998年当時)に刷新されている。このため先代モデルより前後ドアアウターパネルを流用している(ただしアウターパネルのプレスライン自体が異なる)。標準車前期のデザインは、エクステリア・インテリア共にジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当。前期型標準車のカタログにはジウジアーロのサインが入っていた。カスタム/RSは標準車を基本にダイハツ社内で手を加えたもの。フロントグリル、フロントフェンダー、前後バンパーなどのデザインが相違していた。先代は着座位置が低いままに天井高を上げたためにデッドスペースが生じたが、フロアパンの見直しによって改善された。ミラと共用していたインパネも、ムーヴ専用設計となった。これまで通り標準車とカスタム系の2本立てとなっている。 カスタムについてはエンジン吸気方法の違いによって「エアロダウンカスタム(ターボチャージ型)」及び「カスタム(自然吸気型)」に分けられている(外見上の特徴として、エンジンフード上のインタークーラー用大型エアスクープの有無、リアドア部へのデカール貼付等がある。またエアロダウンカスタムの名の通りで車高も相違するが、エアロパーツは共通であった)。 標準車は2000年(平成12年)10月のマイナーチェンジの際に「カジュアル」という通称が付けられた。衝突安全ボディ「TAF(タフ)」、軽自動車初となるデュアル(運転席および助手席)SRSエアバッグ、パワードアロック装着車には「衝撃時にドアロックが解除され、ハザードランプ、ルームランプおよびドーム型室内ランプが点灯する」衝撃感知安全システムを装備すると共に、プリテンショナー+フォースリミッター機構付きシートベルト、ブレーキアシスト付ABSをオプション設定。さらに、「エアロダウンカスタム」の2WD車と「SR-XX」の2WD・AT車にはABS・TCS・横滑り制御を組み合わせ、雨や雪道等の滑りやすい路面での安全性ならびに快適性に寄与するDVSをオプションで設定するなど、安全性が向上された。 電動ガラスサンルーフ、オートエアコン、カロッツェリア カセットステレオ&16 cmフロントスピーカー、1DIN CDオートチェンジャー(6連奏)、リア吊り下げ式スピーカー、コンパクトカーナビゲーションシステム、キーレスエントリー(リモコン)、パワーウインドウ等の快適装備もオプション設定された。なお、逆に最廉価グレードのCGにはパワーウインドウ・集中ドアロック(キーレスエントリー)は注文装備となり当時の軽乗用車としては珍しくなった運転席からバックドアの施錠ができる電磁バックドアロック(集中ドアロックが装備されると付かない)が付いた。初代ではほとんどのグレードにタコメーターが付いていたがこの代より5代目までカスタム系やSRが中心となる。
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