1938年 - 1957年とは? わかりやすく解説

1938年 - 1957年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:43 UTC 版)

立正佼成会」の記事における「1938年 - 1957年」の解説

創立1938年から1957年長沼副会長死去まで20年間を『方便教化時代』と呼んでいる。方便とは、まず現実苦しみを救うことをいう。 霊友会有力な信者であった庭野鹿蔵新井支部・副支部長)と、庭野勧誘で共に霊友会信仰していた長沼政は、彼らが所属していた新井支部当時支部をまとめる責任者の名前で支部名が呼称されていた)支部長法華経行者であった新井助信勧めもあり、1938年3月5日に「大日本立正交成会」(現在の前に改称されたのは1960年6月1日)を創立した。会の創立に当り庭野鹿蔵は「日敬」、長沼政は「妙佼」と改名し戸籍登録した庭野開祖会長は、霊友会離脱した理由について、霊友会会長小谷喜美の「法華経講義なんか時代遅れだ、そんなことをするのは悪魔だ」という発言聞き法華経への理解おろそかにして、真の供養行えるとは到底思えない感じたからだとしている。 「揺るぎない信仰心」が培われた時代とされ、庭野日敬開祖会長当時)と長沼妙佼脇祖(当時副会長)の姓名判断霊能指導によって、「貧病争」の苦しみから救い仏道精進に導くというスタンス布教活動行っていた。当時第二次世界大戦の影響多く人々苦しい生活を強いられていたため、それらの人々を救うためには、方便が必要であったという。 一方で戦後急激に拡大した教勢マスコミ注目集め1956年読売新聞本部用地取得にあたる不正疑惑報道した庭野開祖会長国会召喚され事態説明する至っている。 1938年3月5日 庭野日敬長沼妙佼30数名と共に大日本立正交成会」を創立会長 村山日襄、副会長 石原太郎3月20日 庭野日鑛:現会長当時浩一)が誕生 1942年5月7日 本部修養道場(現:発祥の地修養道場落成入仏式を挙行 1943年4月村山日襄会長石原太郎副会長それぞれ退任後継として実質運営指導者である庭野長沼それぞれ開祖会長」「副会長」となり、名実ともに庭野会長長沼副会長体制スタートする 1945年11月15日 本尊久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊」を尊牌形式勧請 1948年8月11日 宗教法人令により、宗教結社大日本立正交成会」から宗教法人立正交成会」となる 1949年8月28日 青年部(現:青年本部)が発足 1951年6月5日 母子無理心中布教活動行き過ぎによるもの報道され日弁連人権擁護委員会衆議院法務委員会取り上げたいわゆる蔵敷事件母子心中教団との直接の関係はなく、夫も訴訟をすぐに取り下げた10月17日 新宗連新日本宗教団体連合会)が発足加盟 1952年6月14日 長沼副会長の甥である長沼基之が教団初代理事長就任 8月 交成病院内科外科小児科産婦人科歯科院長下職31名、病床数23床。現:立正佼成会附属佼成病院開設 1956年1月 読売新聞本部用地取得における不正疑惑報道庭野開祖会長国会参考人召致され事態説明する至り教団においても当時青年部リーダー内部調査行った 4月30日 衆院法務委員会庭野開祖会長長沼広志立正佼成会本部佼成学園理事)が参考人召致される 9月22日 立正交成会対し文部省は「人権蹂躙疑い」を警告8月日弁連からの人権侵害事件に関して圧迫暗示脅迫的なものがあった」と指摘する調査報告書提出されたことを受けた措置 1957年9月10日 長沼副会長死去。満67歳没。葬儀・告別式は、会員代表・各界弔問来賓延べ5千人参列する

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