魔男一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 19:14 UTC 版)
「ウソツキ!ゴクオーくん」の記事における「魔男一家」の解説
魔男(マダン) 自ら”オモシロイ”世界を創るため現れた謎の少年。一人称は「ジブン」。性格は飄々として掴み所が無く、かつ冷静沈着な雰囲気をしている。空を飛ぶことができる他、魔力の回復と増量ができる魔法陣を作り出したり、どんな場所からでも人を呼び出すことも出来る。また、凄まじい魔力を秘めている。 正体は後述するモヘジとヘメの間に生まれた人間であり、千年ほど前、前代未聞の危険生物とみなされ、天国と地獄の『間(ハザマ)』に閉じ込められてしまう。閉じ込められてから数年の間はキセキの力で作った間を繋ぐトンネルを通じてモヘジ達から毎日食事を貰いながら成長し続けていたが、後にモヘジ達が間からの復活を目論む邪仏に従って契約を結んだことにより間から解放される。その後、モヘジ達と共に現世に行き、そこで明るく広い世界のすべてを知り、それにより世界は他人だけが面白い世界になっていることが気に入らず、魔力を最大まで溜め自分だけが面白い世界を創ろうと画策する。魔力を溜める傍ら目的の一環で現世のことも学んでおり、その時に駄菓子屋にいたゴクオーや天子を目にし、天子に声を掛けたり、ゴクオー達の子猫探しに付き合ったりと二人に接触し始めるようになり、その際ゴクオーに対して「ウソを知らない」、「ウソを教えてよ」と告げた。その後もサッカーの試合に挑むゴクオー達の前に現れて試合に参加するなど行動しながらも魔力を溜め続けており、ゴクオーとの戦闘の最中についに魔力を最大にまで溜めることに成功したが、直後に間から出るための鍵を生み出してしまい、結果として邪仏の目論見通り間の扉を開けることに利用され、更に自分でも制御しきれない程の超強力な魔力が宿ったことにより暴走を始めてしまう。その後ゴクオーと天子の共同作戦により元に戻り、ゴクオーからモヘジ達が両親であること、モヘジ達からは自身が生まれてからの経緯などを聞かされて全てを知るに至る。そして、天罰が下るモヘジ達を助けようとウソを言ったことで、ウソが面白いことにようやく気づき、笑顔を見せた。その後は「ダン」と名を変え天罰により人間となったモヘジ達と共にとある村で一家として暮らし始める。邪仏との決戦時には利用されたとはいえ邪仏の復活に手を貸してしまった責任を取るために駆けつけ、魔力で作った邪仏が隠した舌の場所を見つけ出し封印を解くカギを渡すなどしてゴクオーをサポートした。 モヘジ / デウス 『魔男を守りし者』の一人。「へのへのもへ」の仮面を付け黒のフードを身にまとう。キセキの力を使えると思われたが、彼自身は地獄の者であり、実際に使っていたのは天国の者であるヘメの方であった。 正体は蜘蛛の糸警備獄卒・デウスであり、蜘蛛の糸を警備していたある時、天国から落ちてきたモニアを看病している内にお互いに惹かれ合い、後に人間の子供である魔男を授かった。しかし「愚かで争いを起こす」とされる人間を敵視する周りの者に魔男を取り上げられてしまう。魔男が間に閉じ込められた後はモニアと共に理不尽さと怒り、悲しみに打ちひしがれ、それでも魔男に会いたい一心からモニアがトンネルを作ったことによりそこから成長を見守ることしか出来なかったが、ある日魔男のいる間を通じて間からの復活を目論む邪仏に唆され、不信感を抱きつつも魔男を幸せにするためにモニアと共に邪仏に従って契約を結び、魔男が間から解放された後はモニアと共に正体を隠して行動するようになる。魔男について調べるゴクオー達の前に現れ、魔男について書かれているとされる本(HELL歴1巻)を盗み、去り際に「魔男について調べるのはやめろ」と忠告した。その後も魔力を溜める魔男を見守っていたが、その途中ルウキに本を取り返され、更にモニア共々ゴクオーに正体を知られてしまう。その後、全てが片付いた後は神の罰により人間になり、魔男と共にとある村で一家として暮らし始める。 ヘメ / モニア 『魔男を守りし者』の一人。その正体は天国の者で、上級天使のモニアである。「へめへめしこ」の仮面を付け白のフードを身にまとう。前述の天国の者であるが故にキセキの力を使うことができ、正体を隠すためにキセキの力をデウスと同時に発動するように見せかけた。 正体は上級天使・モニアであり、地獄に落ちた際に世話を命じられたデウスに惹かれ、人間の子供である魔男を授かった。その赤ん坊を取り上げられた際、彼に会いたい一心でキセキの力を使い間を繋ぐトンネルを作り、成長を陰で見守っていた。その後、全てが片付いた後はデウスと同様に神の罰により人間になり、魔男と共にとある村で一家として暮らし始める。
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