音源の変遷とは? わかりやすく解説

音源の変遷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 03:59 UTC 版)

サウンドカード」の記事における「音源の変遷」の解説

パーソナルコンピュータ最初期には音声出ないか、あってもビープ音のみの環境であった。そこで、パーソナルコンピュータ音楽奏でる機能持たせるため、サウンドカード発売された。ごく初期のものではApple IIの Mockingboard が有名で、PSG音源搭載していた。その後登場した家庭用パーソナルコンピュータ多く標準的音源内蔵されるようになったため、以降サウンドカードは(当初家庭用途を想定していなかった)NEC PC-9800シリーズPC/AT互換機用のものが中心となった。これらの機種用のサウンドカードは、より豊かな音色出力することのできるFM音源使用主流となったAd Lib社のサウンドカードNEC PC-9801-26等)。やがてゲームBGMなどでMIDI用いられると、MIDI信号受けて発音するMIDI音源モジュールMIDIカード上に実装したもの登場したローランドのLAPC-I等)。 1980年代末から90年代にかけて、FM音源加えPCM音声再生を行うPCMデコーダー、および音声録音するPCMエンコーダー搭載されサウンドカード登場したCreative Sound BlasterNEC PC-9801-86等)。この時点サウンドカードは、パーソナルコンピュータ音源付加することに加え音声入出力機能拡張するものとなったまた、Sound BlasterMIDIカードとしての機能有しWave Blaster等のドーターボード搭載することによりMIDI音源としても利用することができた。 この時期使用されサウンドカード多くジョイスティック接続するためのインタフェース備えている。特に、Sound Blasterではジョイスティック接続のためのゲームポートが、MIDIコネクタ兼用となっていた。 Windows広く普及した現代では、FM音源利用はほぼ皆無となり、ゲームBGM再生MIDI代えPCM使われるようになったまた、FM音源MIDI音源等のエミュレーション十分に行え処理能力PC有するようになった。そのため、サウンドカード上のFM音源MIDI音源モジュール需要薄れ、これを搭載しないサウンドカード主流となったまた、外付けタイプMIDI機器ジョイスティック2018年現在ではほぼUSB接続できるため、ゲームポート搭載製品も完全に淘汰された。

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音源の変遷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 09:16 UTC 版)

盆回り」の記事における「音源の変遷」の解説

初代1972年3月4日1979年3月6日) 他の劇伴コント開始テーマ体操マーチ等)と同様、「岡本章生とゲイスターズ」が舞台で演奏したものを収録。Bメロ部分アレンジが、2代目および3代目と少し異なる。また放送回によって、テープスピードが普通のバージョンアップテンポバージョンがある。 2代目1979年3月13日1982年1月30日フジテレビドリフ大爆笑」のコント使用した、オーケストラアレンジによるもの当時ドリフ大爆笑」の音響効果に、TBS系音響効果会社である「メッセ」が協力していたため、同番組でも使用された。 なお、TBSオールスター感謝祭」の中で使用されているものは、この2代目バージョンである。 3代目1982年2月6日1985年9月28日) 「合唱テーマ」「体操マーチ」等とともに新たにスタジオ録音されたもの。ステレオとなる。最終回まで長く使用された。また「全員集合スペシャル」等の特番や、DVD収録され70年代コント終わり2代目またはこの3代目音源マスキングされていることが多い。

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