軍事国家シャドルー
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「ストリートファイター (1994年の映画)」の記事における「軍事国家シャドルー」の解説
M・バイソン将軍:ラウル・ジュリア 東南アジアの軍事国家・シャドルーを支配する独裁者。かつて麻薬売買で得た資金を基に大量の兵器を買い漁り、高いカリスマと合わせて自前の軍隊を持つまでに至る。冷酷なだけではなく格闘技にも秀でており、終盤ではガイルとの戦いにおいて人間兵器のシステムに感電し、超伝導電磁波を得てサイコクラッシャーなどの技を使うようになる。 ザンギエフ:アンドリュー・ブリニアースキー バイソン将軍の部下で怪力の持ち主。頭脳が劣るため、作戦が理解できない。バイソン将軍の理想演説に丸め込まれ、善人と信じ疑わなかったばかりか、自分以外のバイソン軍の兵士たちが給料をもらっていることを知らなかったようである。 連合軍が攻め込んだバイソン将軍の本拠地で、エドモンド本田と重量級の対決を展開する。根っからの悪人ではなく、バイソン将軍が悪人であると理解した後は連合軍と人質の脱出に協力している。 ディー・ジェイ:ミゲール・ヌーニェス・ジュニア 口は達者だが、いざというと逃げ腰になるバイソン将軍の部下。バイソン将軍の配下になったのは本人いわく「給料がいいから」であり、忠誠心からでは無い。連合軍の攻勢を前に、退職金と称して金の入ったケースを持って脱走したが、その中身はバイソン将軍が作った通貨「バイソンドル」だった。 ダルシム博士:ロシャン・セス 有能な知識をもつ博士。バイソン将軍に脅され、しぶしぶ彼の実験に協力させられていたが、良心の呵責から人体改造を自ら不完全なものにしようとする。最後はブランカ中尉を改造した罪を恥じて、運命を共にする。 オリジナルと異なり、格闘シーンは無い。風貌も髪が生えており白衣で、オリジナルの半裸に坊主姿はラストシーンで登場する。 カルロス・ブランカ:ロバート・マンモン ガイルの親友の中尉で、愛称はチャーリー(日本のゲーム版『ストリートファイター』シリーズではナッシュ)。医療ボランティアの護衛だったが、バイソン将軍の捕虜となり、感情の無い人間兵器「モンスター・ブランカ」に改造される。だが、ダルジム博士の改造が不完全だったため、人間としての感情がわずかに残っていた。 ビクター・サガット:ウェス・ステュディ シャドルーの裏の世界を牛耳る賭け闘技の主催者。戒厳令を破った罪で逮捕されるが、ガイル大佐の策略で脱走。武器の取引でバイソン将軍とも対面したが、金の支払いで対立する。 高齢だが、かつては「アイアン・フィスト(鉄の拳)」の異名を持つファイターだった。リュウとベガの戦いを邪魔させまいとするケンに挑まれる。 ベガ:ジェイ・タバーレ 賭け闘技のファイターでサガットの部下。醜い者を拒み、美しいのは自分だけと考えているナルシスト。また、賭け闘技の王者で人気も高く、サガット曰く「アイアン・フィスト」以来最強の戦士。過去に対戦したリュウとバイソン軍本拠地で再会し、再戦を挑む。ローリングクリスタルフラッシュでリュウを攻めるが、戦いが進むにつれて仮面や爪が外れていった。格闘場でのシーンではゲームで彼が行う勝利ポーズを見せる。
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