花田家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 04:30 UTC 版)
花田 一路(はなだ いちろ) 声 - くまいもとこ 本作の主人公。中山田小学校に通う小学3年生。近所でも有名な腕白坊主。勉強は苦手ながら、駆け足・喧嘩・早食いは一番。運動神経は抜群であり、後の高校時代には1年生でありながら野球の先発投手を任されている。初登場時からずっとカラーテレビを欲しがっている。 暴れん坊で怖い物なしだが、オバケが大の苦手。 交通事故で頭を負傷し、9針も縫う大怪我をした。その手術のために頭髪を剃ってツルツル頭となるが、なぜかそれ以降頭髪が生えてこなくなる。 交通事故での臨死体験を境に、オバケが見え、会話が出来るようになってしまった。オバケ達から様々な無理難題を押し付けられるようになる。 憎まれ口を叩きながらも、オバケや人間を問わず困っている者を放って置けない優しさを持ち、彼らの想いや優しさを感じ取り、人間として少しずつ成長していく。 最終回では家業を継いで大工になり、桂と結婚して千路と百子という2人の子供の父となっている。オバケたちに対する記憶は無くなっていたが、頭髪は生えている。 花田 大路郎(はなだ だいじろう) 声 - 矢尾一樹 一路の父。しがない大工をしており、近所では「大工の大ちゃん」で通っている。 いつも酒を飲んでは、ご機嫌になっているチャランポラン親父(一路曰く「話が分かるようでひとつも分からない」)。釣りが趣味らしい。子育てには比較的放任主義で説教する事もほとんどなく、一路が学校をさぼっていても大して咎めもしないが、叱る時には強制力があり、言う事を聞かない場合は体罰を与えることもある。一路と同様に幼少時に頭がツルツルの時があった。 最終回では孫の百子を溺愛するおじいちゃんとなっている。 花田 寿枝(はなだ ひさえ) 声 - 田中真弓 一路の母。専業主婦。 割烹着を身に着けた「日本のお母ちゃん」。中年太りで美人とは程遠く、織田学曰く「100点中3点」。いつも一路のいたずらにいつも手を焼いており、普段から厳しく接している。その反面、子供思いで涙脆い一面もある。 最終回では、一路に変わり孫の千路のいたずらに手を焼いている。 花田 徳子(はなだ とくこ) 声 - 竹内順子 一路の姉。小学6年生。容姿は母に似ている。デブでブスだからと一路からは「デブスマン」と呼ばれており、姉弟仲が悪く喧嘩が絶えない。格好いい男に会う度に「初恋」をしている。宝物はリカちゃん人形で、中学生になっても人形遊びをしているらしく、クリスマスプレゼントにリカちゃんのボーイフレンドのワタルくんを欲しがっていた。学校の成績は芳しくない。 最終話では独身のまま東京でOLをしている。 花田 徳路郎(はなだ とくじろう) 声 - 野沢那智 一路の祖父。孫の一路を溺愛し、滅多に怒ることはない。一路、大路郎と同様に幼少時に頭がツルツルの時期があった。最終話ではすでに亡くなっており、遺影のみで登場。 花田 二路(はなだ じろ) / ジロ 声 - 松本梨香 花田家の飼い犬。一路と共に行動する事が多い。名前は花田家の次男坊という事で名付けられた。吉川のばあさんの飼い犬・チロの忘れ形見の子犬。吉川のバアさんが亡くなったために一時保健所へと預けられてしまうが、ばあさんに脅された一路が引取ることになった。一路がバットで破壊した白黒テレビの外枠を利用した犬小屋を作ってもらい、そこで寝起きしている。 最期は一路を救うためトラックにはねられて死亡。この功績を讃え、花田家の庭には「名犬ジロ」の石像がある。この石像に乗っていいのは、千路と百子だけ。 花田 千路(はなだ せんろ) 最終回に登場した一路と桂の息子。父と同じ中小に通う小学3年生。子供の頃の父に負けず劣らずの腕白坊主で、いつも母の桂や祖母の寿枝の手を焼かせている。彼もまた父と同じくハゲになる。 花田 百子(はなだ ももこ) 最終回に登場した一路と桂の娘。千路の妹。2歳。無口だが噛み付き攻撃を得意とし、百子の近くで油断しているとくっきりとした歯形が残る事になる。祖父・大路郎のアイドル。
※この「花田家」の解説は、「花田少年史」の解説の一部です。
「花田家」を含む「花田少年史」の記事については、「花田少年史」の概要を参照ください。
花田家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 04:30 UTC 版)
田舎らしく大きめの家で2階建て。便所が別建てになっている。ジロの死後、庭に墓が建てられさらに後には「名犬ジロ」の石像が建てられた。
※この「花田家」の解説は、「花田少年史」の解説の一部です。
「花田家」を含む「花田少年史」の記事については、「花田少年史」の概要を参照ください。
- 花田家のページへのリンク