高崎健康福祉大学短期大学部とは? わかりやすく解説

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高崎健康福祉大学短期大学部

(群馬女子短期大学 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 06:05 UTC 版)

高崎健康福祉大学短期大学部[注 1]
大学設置 1966年
創立 1936年
廃止 2013年
学校種別 私立
設置者 学校法人高崎健康福祉大学
本部所在地 群馬県高崎市中大類町58-2[注釈 1]
学部 児童福祉学科[注 2]
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高崎健康福祉大学短期大学部[注 1](たかさきけんこうふくしだいがくたんきだいがくぶ、英語: Takasaki University of Health and Welfare Junior College)は、群馬県高崎市中大類町58-2[注釈 1]に本部を置いていた日本私立大学である。1966年に設置され、2013年に廃止された。

概観

大学全体

  • 群馬県高崎市内に所在した日本私立短期大学で、設置主体学校法人高崎健康福祉大学[注 3]
  • 1966年に学校法人須藤学園により群馬女子短期大学(ぐんまじょしたんきだいがく 英称:Gunma Women's College)として開学。最大で3学科[注 4]まで発展した。その後、高崎健康福祉大学の設置により男女共学の短期大学部となり、生活学科の児童福祉専攻や看護学科などの新設もあり4学科にまで発展したが、さらに大学への切り替えが進み、最終的には児童福祉学科のみとなる。
  • 2011年度の入学生を最後に[注釈 2]2013年に短期大学としての使命を終える[注釈 3]

教育および研究

  • 高崎健康福祉大学短期大学部は保育者の養成に力をいれていた。

学風および特色

  • 高崎健康福祉大学短期大学部では、アドバイザー制が導入されていた。

沿革

略歴

  • 高崎健康福祉大学短期大学部は、1966年に群馬女子短期大学として開学されているが、これは、高崎市に女子短大の設立を希求する地域社会に応えると同時に地方文化・学術の向上に資することも目的に設置されていた。

年表

基礎データ

所在地

交通アクセス

象徴

  • 高崎健康福祉大学短期大学部のカレッジマークは「UHV」すなわち「University of Health and Welfare」[注 35]を模った簡素なものとなっている[注 36]

教育および研究

組織

学科

  • 児童福祉学科 入学定員100名[注 37]
過去にあった学科
  • 日本語コミュニケーション学科 入学定員50名[注 38]
  • 生活学科 入学定員40名[注釈 6]
    • 生活教養専攻 →生活学科
    • 食物栄養専攻 入学定員50名[注 39]
  • 情報文化学科 入学定員70名[注釈 6]
  • 看護学科 入学定員80名[注釈 6]

専攻科

  • なし

別科

  • 家政専修 入学定員50名[注 40]
取得資格について

学生生活

部活動・クラブ活動・サークル活動

学園祭

  • 高崎健康福祉大学短期大学部の学園祭は毎年、大学と合同で概ね10月に行われている。かつて、群馬女子短期大学だった時分、「藤華祭」と称されており、同時に「紫祭」(いわゆる寮祭)も催されていた。

スポーツ

  • ソフトテニス部が、群馬女子短期大学だった時分においてとりわけ活発なものとなっていた。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

大学関係者

  • 伊藤隆:元群馬女子短期大学学長

施設

キャンパス

  • 短期大学部独自のキャンパスがあり、5号館・4号館が主として使用されている。4号館は地上6Fの茶色の建物で、学生食堂や図書館が設置されていた。5号館は地上8Fの白い建物で、実習室や研究室があった。

  • 高崎健康福祉大学短期大学部には「紫寮」と称した学生寮が、群馬女子短期大学の時からあった。

対外関係

系列校

社会との関わり

  • 「高大連携事業イベント」を開催している。

卒業後の進路について

編入学・進学実績

附属学校

  • 群馬女子短期大学だった時分、群馬女子短期大学附属高等学校・群馬女子短期大学附属幼稚園を併設していた[注 42]

外部リンク

注釈

注釈グループ

  1. ^ a b 後身校の所在地。
  2. ^ a b 平成24年度より学生の募集を停止[1][2]
  3. ^ a b 出典[3][4][5]
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y のみ
  5. ^ a b 入学定員40名。右記資料も参照のこと[26]
  6. ^ a b c 最終募集となった2005年における体制[82][83][84]

補足

  1. ^ 群馬女子短期大学含む
  2. ^ ほか学科も参照のこと。
  3. ^ 出典[1][2]
  4. ^ うち1学科2専攻含む。
  5. ^ 出典[7]。なお、1960年2月に成立した準学校法人[6]からの昇格。
  6. ^ 現在の文部科学省
  7. ^ 右記資料も参照のこと[10]
  8. ^ 出典[12][13][14]
  9. ^ 右記資料も参照のこと[15][16]
  10. ^ 出典[18]
  11. ^ 右記の諸資料がその記載の初見となっている[20][21]
  12. ^ 出典[22][23][24][25]
  13. ^ 出典[30][31][32]昨年度の資料[33]及び本年度のそれ[34]も其々参照のこと。
  14. ^ 出典[37][38][39]
  15. ^ 右記資料も参照のこと[40]
  16. ^ 出典[42][43]
  17. ^ 家政学科の入学総定員130名含む。
  18. ^ 出典[45]。うち1回生 446[46]
  19. ^ 出典[48][49]昨年度の資料[50][51]及び本年度のそれ[52]も其々参照のこと
  20. ^ 昨年までの国文学科における入学定員は100名[48]
  21. ^ 昨年までの経営情報学科における入学定員と同じ100名で据え置き[48]
  22. ^ 平成13年度より学生の募集を停止[53][54]
  23. ^ 2002年3月31日をもって正式に廃止となる[55][56]
  24. ^ 出典[53][54]
  25. ^ 出典[55][56][58]
  26. ^ 平成15年度より学生の募集を停止[59][60]
  27. ^ 2004年3月31日をもって正式に廃止となる[61][62][63]
  28. ^ 出典[59][60][64]
  29. ^ 出典[65][66]
  30. ^ 出典[61][62][67]
  31. ^ 平成18年度より学生の募集を停止[68][69]
  32. ^ 2007年3月31日をもって正式に廃止となる[70][71]
  33. ^ 2007年9月30日をもって正式に廃止となる[72][73]
  34. ^ 2009年3月31日をもって正式に廃止となる[74][75]
  35. ^ 「健康福祉大学」の英語表記である頭文字。
  36. ^ 右記資料も参照のこと[76][77]
  37. ^ 最終募集となった2011年における体制[78][79]
  38. ^ 最終募集となった2002年における体制[55][56][80]
  39. ^ 最終募集となった2000年における体制[81]
  40. ^ 右記資料より[85][86]
  41. ^ 出典[87][88][89]
  42. ^ 出典[90]。現在はそれぞれ、「高崎健康福祉大学附属」になっている。

出典

  1. ^ a b 文教協会'2012.
  2. ^ a b 文部科学省高等教育局'2012.
  3. ^ 文教協会'2014.
  4. ^ 文部科学省高等教育局'2014.
  5. ^ 文部科学省'2014.2.10, p. 1.
  6. ^ a b 高崎市史 第1巻より。
  7. ^ 学校法人名簿 昭和42年度より。
  8. ^ 日本大学大鑑 1980年度版より。
  9. ^ 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)より。
  10. ^ 短期大学教育 (20)より。
  11. ^ 全国学校総覧 昭和42年版より。
  12. ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
  13. ^ 晶文社'1967.8.
  14. ^ 大学資料 (22)より。
  15. ^ 短期大学教育 (22)より。
  16. ^ 学習研究社'1966, p. 255.
  17. ^ 全国学校総覧 昭和43年版より。
  18. ^ 文部省学術局'1968.
  19. ^ 全国学校総覧 昭和44年版より。
  20. ^ 全国短期大学一覧 昭和59年度より。
  21. ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和59年度より。
  22. ^ 短期大学一覧 昭和45年度 (短期大学資料)より。
  23. ^ 廣潤社'1970.9.
  24. ^ 梧桐書院'1970.8.
  25. ^ 晶文社'1970.6.
  26. ^ 短期大学教育 (28)より。
  27. ^ 全国学校総覧 昭和46年版より。
  28. ^ 短期大学一覧 昭和46年度 (短期大学資料)より。
  29. ^ 文部省'85, p. 50.
  30. ^ 文教協会'1986.
  31. ^ 文部省高等教育局'1986, p. 220.
  32. ^ 大学資料 (99)より。
  33. ^ 短期大学教育 (42)より。
  34. ^ 短期大学教育 (43)より。
  35. ^ 文部省'86, p. 50.
  36. ^ 文部省'87, p. 51.
  37. ^ 文教協会'1989.
  38. ^ 文部省高等教育局'1989.
  39. ^ 晶文社'1989.4.
  40. ^ 短期大学教育 (46)より。
  41. ^ 文部省'89, p. 55.
  42. ^ 文教協会'1990.
  43. ^ 文部省高等教育局'1990.
  44. ^ 文部省'90, p. 56.
  45. ^ 文部省'92, p. 58.
  46. ^ 旺文社'1992.9, p. 195.
  47. ^ 文部省'99, p. 62.
  48. ^ a b c 文教協会'2000, p. 315.
  49. ^ 大学資料 (146)より。
  50. ^ 梧桐書院'1999.4.
  51. ^ 晶文社'1999, p. 171.
  52. ^ 梧桐書院'2000.4, p. 163.
  53. ^ a b 文教協会'2001.
  54. ^ a b 文部科学省高等教育局'2001.
  55. ^ a b c 文教協会'2002.
  56. ^ a b c 文部科学省高等教育局'2002.
  57. ^ 旺文社'2000.05, p. 205.
  58. ^ 晶文社'02.
  59. ^ a b 文教協会'2003.
  60. ^ a b 文部科学省高等教育局'2003.
  61. ^ a b 文教協会'2004.
  62. ^ a b 文部科学省高等教育局'2004.
  63. ^ 文部科学省'2003年3月31日〜'2004年3月31日.
  64. ^ 晶文社'03.
  65. ^ 晶文社'04, p. 12.
  66. ^ 晶文社'04, p. 85.
  67. ^ 晶文社'04.
  68. ^ 文教協会'2006.
  69. ^ 文部科学省高等教育局'2006.
  70. ^ 文教協会'2007.
  71. ^ 文部科学省高等教育局'2007.
  72. ^ 文教協会'2008.
  73. ^ 文部科学省高等教育局'2008.
  74. ^ 文教協会'2009.
  75. ^ 文部科学省高等教育局'2009.
  76. ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 60.
  77. ^ 日本私立短期大学協会'2010.10, p. 91.
  78. ^ 文教協会'2011, p. 46.
  79. ^ 文部科学省高等教育局'2011.
  80. ^ 晶文社'02, p. 79.
  81. ^ 文教協会'2000, p. 303.
  82. ^ 文教協会'2005.
  83. ^ 文部科学省高等教育局'2005.
  84. ^ a b 晶文社'05.
  85. ^ 文教協会'1987, p. 193.
  86. ^ 文部省高等教育局'1987.
  87. ^ 第一法規出版'1984.9.
  88. ^ 晶文社'1999.
  89. ^ 梧桐書院'1999.4, p. 171.
  90. ^ 文教協会'2000.

参考文献

教員養成機関

全国学校総覧

全国短期大学高等専門学校一覧

全国短期大学一覧

文部省

文部科学省

文部科学省

日本の私立短期大学

短期大学受験案内(晶文社)

全国短期大学受験要覧(廣潤社)

短期大学案内(梧桐書院)

全国短期大学案内(教学社)

蛍雪時代

学研




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