総覇陰陽連関連
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土御門宗家(つちみかどそうけ) 陰陽師組織「総覇陰陽連」及び「星(聖)将六四家」をまとめる最高位の名門。安倍晴明(童子丸?)の末裔とされている。 十二天将(じゅうにてんしょう) 晴明に仕えた十二の式神から肖った武術、呪力、知識戦闘経験に秀でた最強最高ランクの陰陽師の総称。総覇陰陽連の中でも最強最高の陰陽師十二人。各々に十二天将の称号を有し、安倍晴明に仕えた十二体の式神らと契約を交わしその力を借りることが出来る。 天将十二家(てんしょうじゅうにけ) 十二天将を擁し各分野で重要な役割を持つ大名門。それぞれの始祖は1000年前に晴明と共にケガレの王に挑んだ仲間であり、数ある名門の中でも別格。鸕宮家(うのみやけ) 貴人を継承している名門。家紋は六角に桃。家系としては近距離戦闘担当。 天将十二家筆頭。宗家分家の区別がなく、七宗家に分類。傘下陰陽師は精鋭揃いで知られている。鸕宮家の式神継承は特殊で同門同士による蠱毒術。その際10名ほどの候補者にムカデの呪印が刻まれ、最後の1人になるまで殺し合い、生き残った1人が継承する。もし儀式を拒否して島から抜け出そうとすると呪印に殺害されるシステム。貴人の式神は太陰になり損なった双星の女の霊の集合体でありそれゆえに貴人の天将は太陽とレゾナンスが出来る。 御前試合にて天馬の言動に失望した傘下の半数ほどが脱退、著しく力を堕としている。 蛇草家(はぐさけ) 騰蛇を継承している名門。家紋は蛇腹。ケガレや禍野の研究担当。 天若家(あまわかけ) 白虎を継承している名門。家紋は薊。斥候や暗殺担当。土御門島の治安維持を司る「律」を保有。 「泣く子も黙る暗殺者集団」と恐れられている武闘派集団。傘下陰陽師は皆厳つい人物が多く、「天若組」と好んで呼んでいるため見た目も相まってまるでヤクザ。 水度坂家(みとさかけ) 青龍を継承している名門。家紋は爪に水晶。医療呪術研究担当。 傘下陰陽師は医療関係者が多いのが特徴。呪装とは別にケガレ喰いとも呼ばれている龍嚥之法(りゅうえんのほう)という秘術を受け継いでいる。 斑鳩家(いかるがけ) 朱雀を継承している名門。家紋は紅鳳凰。遠距離戦闘担当。また、葛の葉の宿主が生まれる家系でもある。 御幣島家(みてじまけ) 天后を継承している名門。家紋は丸に薔薇。遠距離戦闘担当。 傘下陰陽師は騎士等西洋衣装を好んで着用しているのが特徴。 勝神家(かすかみけ) 天空を継承している名門。家紋は砂に鏡。武器防具の開発担当。 傘下陰陽師は研究者のような風貌の人間が多いのが特徴。 蹉跎家(さだけ) 六合を継承している名門。家紋は蹄と車輪。近距離戦闘担当。 傘下陰陽師は肉弾戦を好む武闘派が多いのが特徴。先代が死なねば継承できない特殊な式神で歴代継承者が呪護者となり、その力を借りることが可能。しかしあまりに強力な為酷使すると寿命が縮む。 五百蔵家(いおろいけ) 勾陳を継承している名門。家紋は重ね槌。禍野の地理や地形管理担当。 雲林院家(うじいけ) 玄武を継承している名門。家紋は亀甲にくちなわ。結界の守護担当。 嗎家(いななきけ) 太裳を継承している名門。家紋は五角に御旗。戦闘支援、禍野内索敵、教育機関運営担当。 膳所家(ぜぜけ) 大陰を継承している名門。家紋は丸に重ね梅。下位家系管理担当。 神将六家(しんしょうろっけ) 京都に拠点を置き本土の守護を任された名門。 太将十八家(たいしょうじゅうはっけ) 十二天将を補佐し中級以下の任務を取り仕切る名門。化野家もここに含まれる。化野家(あだしのけ) 蘆屋道満の末裔。分家に石鏡家がある。当主は女性が次ぐのが特徴。名門として栄えていたが、沙貴と豹牙の死後、没落の一歩を辿り悠斗の叛逆行為が決定打となり裏切者の汚名を着せられる。石鏡家傘下陰陽師は誹謗中傷に耐え兼ね、自殺同然の最難易度任務を受けて禍野で全滅、化野家傘下陰陽師は全員脱退し、御家取り潰しの危機にある。 堂将二十七家(どうしょうにじゅうななけ) 十二天将を補佐し中級以下の任務を取り仕切る名門。日栄家(ひえけ) 堂将二十七家の一つ。 纒神呪(まといかじり) 十二天将にのみ許された呪装。武器や防具ではなく肉体に十二天将の力を纏い戦闘能力を向上させる。強力である一方、体にかかる負担も相当であるため連続して使い続けると呪力や体力が底をつきやすくなるなど反動も大きい。
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