第4シリーズ / S4(2017年)
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「刑事モース〜オックスフォード事件簿〜」の記事における「第4シリーズ / S4(2017年)」の解説
話数エピソードタイトル原題 放送日 放送日演出脚本 視聴者数(百万人)Case 14 / S4E1死のゲーム / 死を呼ぶチェスGame 2017年1月8日 2017年7月29日 アシュリー・ピアース ラッセル・ルイス 7.56 1967年7月。ジョアンが出ていってから2週間。サーズデイはそのことで精神的に不安定、事件への興味も消えモースとも激しい口論を。昇任試験を受けたモース、ブライト警視正から思いがけない試験結果を知らされショックを受ける。ひと月前から行方不明だった研究者の遺体が川べりで見つかり、被害者がコンピューターシステムを構築している大学研究者たちのひとりであることが判明。モースは、ロシアのチェスプレイヤーとコンピューターとの対戦の準備で忙しいラブレース・コレッジへ。さらに地元のプール・スパ施設で溺死の被害者が連続して発見され、モースは違和感を感じる。(チェスの試合が開催される会場としてロケ地に使われたのは近代的な建築で有名なSt Catherine's College) Case 15 / S4E2嫉妬の賛美歌 / 汚れなき歌声Canticle 2017年1月15日 2017年7月29日 マイケル・レノックス ラッセル・ルイス 7.18 首を締められ殺された遺体が発見され、肉体労働者バリー・フィンチと判明。彼が人気バンドのワイルドウッドの大ファンでメンバーたちと関わりがあったことから、モースとサーズデイはバンド関係者を捜査。マックスによると、バリー・フィンチはすでに死にかけていたにもかかわらず何者かにさらに首を締められていた。一方、国の道徳を守るとして活動しているミセス・ペティボンが脅迫を受けていることから、モースが彼女の警護を担当。テレビ出演のため遠征した旅先のホテルで、ミセス・ペティボンと活動を共にしていた牧師が毒殺されて発見される。(60年代ミュージックシーンを舞台にしたストーリーが興味深いエピソード) Case 16 / S4E3呪われたベッド / 呪われた病棟Lazaretto 2017年1月22日 2018年1月23日 ボクァ・シグソーソン ラッセル・ルイス 6.77 ギャングのマシュー一家の事件で重要証言をする予定のベイクウェルが手術のため拘置所から病院へ移送され、モースたちが警護に当たることに。病棟には10番ベッドの患者は亡くなるという噂が立っていた。時を同じくしてブライト警視正が倒れ、ベイクウェルと同じ病棟に入院することに。一方、自然死と思われていた老齢の女性の夫が10番ベッドで亡くなっていたことが分かり、モースは噂の真相を探り始める。捜査を続ける一方、モースは自分の過去や現在と向き合うことにも。 (病棟という空間で起きる謎の連続死が密室モノとしても面白いエピソード) Case 17 / S4E4不吉な収穫祭 / 亡霊の収穫祭Harvest 2017年1月29日 2018年1月23日 ジム・ローチ ラッセル・ルイス 6.76 1967年9月。5年前に失踪した植物学者ラックスマンの眼鏡が見つかったことから、モースとサーズデイはオクスフォード郊外の農村を再捜査することに。折しもラックスマンが失踪したのと同じ秋の収穫祭の時期。あまり協力的とは言えない地元の人々に話を聞いて回るモース、村に長年住む老齢の女性ドーサブル・チャトックスと出会う。最初はラックスマンとの関わりを否定していた村人たちだったが、彼の車やジャケットなどが見つかり始める。ドロシア・フラジルの協力で村のすぐ近くにある原子力発電所でも捜査を始めたモースとサーズデイたちだったが、収穫祭の朝、突然に原子力発電所で緊急サイレンが鳴り出す。(主任警部モースシリーズ初回放送から30周年を記念するS4最終話では、モース警部を演じた故ジョン・ソウの妻で女優のシーラ・ハンコックがドーサブル・チャトックスを演じた)
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