第104回全国高等学校サッカー選手権大会
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この記事は全国高等学校サッカー選手権大会に関して将来予定されるイベントを扱っています。
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| 開催期間 | 2025年12月28日 - 2026年1月12日 |
|---|---|
| 参加チーム数 | 48 |
| 試合総数 | 47 |
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令和7年度 第104回全国高等学校サッカー選手権大会は2025年12月28日から2026年1月12日まで首都圏各地で開催される予定の全国高等学校サッカー選手権大会である。
概要
2025年10月21日に日本サッカー協会 (JFA) から大会概要が発表された[1]。2025年12月28日開幕・2026年1月12日(成人の日)に国立競技場で決勝戦という例年通りのスケジュールで行われる。なお、国立競技場は2026年1月1日にネーミングライツが導入されることになっており、準決勝・決勝は「MUFGスタジアム」(MUFG国立)の名称となる予定。組み合わせ抽選は11月17日実施予定だが、徳島大会決勝が22日のため同県高体連担当者が代理抽選の予定
なお、JFAからの大会概要発表に先駆けて、主催団体である「民間放送43社」の幹事局である日本テレビ放送網が2025年7月30日に、セルティックFC所属の前田大然が応援リーダーに就任すると共に、「12月28日開幕、2026年1月12日決勝戦」という大まかなスケジュールを示した[2]。なお、前田は第100回記念大会でも応援リーダーの一人を務めていた[注釈 1]。
使用会場
- 国立競技場(東京都新宿区:開会式、開幕戦、準決勝、決勝)
- 駒沢陸上競技場(東京都世田谷区:1-3回戦)
- 味の素フィールド西が丘(東京都北区:1-2回戦)
- Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(神奈川県川崎市中原区:1-3回戦、準々決勝)
- ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市神奈川区:1-2回戦)
- 浦和駒場スタジアム(埼玉県さいたま市浦和区:1-3回戦)
- NACK5スタジアム大宮(埼玉県さいたま市大宮区:1-2回戦)
- フクダ電子アリーナ(千葉県千葉市中央区:1-3回戦、準々決勝)
- ゼットエーオリプリスタジアム(千葉県市原市:1-2回戦)
出場チーム
| 地区 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 北海道 | 北海 | 2年ぶり14回目 |
| 青森 | 青森山田 | 29年連続31回目 |
| 岩手 | 専大北上 | 2年連続4回目 |
| 秋田 | 秋田商 | 4年ぶり47回目 |
| 山形 | 山形明正 | 2年ぶり2回目 |
| 宮城 | ||
| 福島 | 尚志 | 5年連続16回目 |
| 茨城 | 鹿島学園 | 3年ぶり12回目 |
| 栃木 | 矢板中央 | 3年連続15回目 |
| 群馬 | 前橋育英 | 5年連続28回目 |
| 埼玉 | 昌平 | 2年ぶり7回目 |
| 千葉 | 流通経済大柏 | 2年連続9回目 |
| 東京A | 堀越 | 3年連続7回目 |
| 東京B | 早稲田実 | 2年ぶり2回目 |
| 神奈川 | 日大藤沢 | 2年ぶり8回目 |
| 山梨 | 山梨学院 | 2年連続11回目 |
| 長野 | 上田西 | 2年連続4回目 |
| 岐阜 | 帝京大可児 | 7年連続12回目 |
| 新潟 | 帝京長岡 | 2年ぶり11回目 |
| 富山 | 富山第一 | 2年ぶり35回目 |
| 石川 | 金沢学院大附 | 2年連続2回目 |
| 福井 | 福井商 | 2年連続3回目 |
| 静岡 | 浜松開誠館 | 3年ぶり3回目 |
| 愛知 | 東海学園 | 5年ぶり5回目 |
| 地区 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 三重 | 宇治山田商 | 11年ぶり2回目 |
| 滋賀 | 水口 | 29年ぶり16回目 |
| 京都 | 京都橘 | 3年連続12回目 |
| 大阪 | 興國 | 6年ぶり2回目 |
| 兵庫 | 神戸弘陵 | 2年ぶり13回目 |
| 奈良 | 奈良育英 | 5年連続18回目 |
| 和歌山 | 初芝橋本 | 2年ぶり18回目 |
| 鳥取 | 米子北 | 16年連続21回目 |
| 島根 | 大社 | 4年ぶり12回目 |
| 岡山 | 岡山学芸館 | 5年連続8回目 |
| 広島 | 広島皆実 | 3年ぶり18回目 |
| 山口 | 高川学園 | 7年連続31回目 |
| 香川 | 高松商 | 4年ぶり25回目 |
| 徳島 | ||
| 愛媛 | 新田 | 5年ぶり4回目 |
| 高知 | 高知 | 2年連続20回目 |
| 福岡 | 東福岡 | 2年連続24回目 |
| 佐賀 | 佐賀東 | 3年連続15回目 |
| 長崎 | 九州文化学園 | 初出場 |
| 熊本 | 大津 | 5年連続22回目 |
| 大分 | 大分鶴崎 | 2年連続8回目 |
| 宮崎 | 日章学園 | 4年連続19回目 |
| 鹿児島 | 神村学園 | 2年ぶり12回目 |
| 沖縄 | 那覇西 | 2年連続19回目 |
宮城県代表について
宮城県代表には11月2日に決勝が行われた県予選を優勝した仙台育英が一旦は決まっていた[3]が、同校サッカー部で「構造的いじめ」が生じていたとして、11月12日に学校側が12月末までのサッカー部の活動停止を決定し[4]、全国大会への出場を辞退した[5]。選手権代表校に選ばれてから不祥事で出場を辞退するのはこれが初の事例[6]。なお、仙台育英は出場していれば2年ぶり38回目の出場だった[7]。
試合日程・結果
トーナメント表
関連項目
脚注
注釈
出典
- ^ 「大会概要 第104回全国高校サッカー選手権大会」(プレスリリース)、日本サッカー協会、2025年10月21日。2025年10月21日閲覧。
- ^ 「前田大然「第104回全国高校サッカー選手権大会」応援リーダーに決定!」(プレスリリース)、日本テレビ放送網、2025年7月30日。2025年7月30日閲覧。
- ^ “【11/2 決勝結果速報】令和7年度 第104回 全国高校サッカー選手権宮城県大会”. 宮城県サッカー協会 (2025年11月2日). 2025年11月15日閲覧。
- ^ 「体育会サッカー部「いじめ重大事態」について (PDF)」(プレスリリース)、学校法人仙台育英学園 仙台育英学園高等学校、2025年11月12日。2025年11月15日閲覧。
- ^ 「出場校について 第104回全国高校サッカー選手権大会」(プレスリリース)、日本サッカー協会、2025年11月14日。2025年11月15日閲覧。
- ^ “仙台育英 不祥事では史上初の全国高校サッカー選手権辞退 宮城県代表校の代替出場は未定”. スポーツニッポン (2025年11月13日). 2025年11月15日閲覧。
- ^ “第104回 全国高校サッカー選手権大会 宮城県大会”. ミヤギテレビ (2025年11月2日). 2025年11月15日閲覧。
- ^ 「池端杏慈「第104回全国高校サッカー選手権大会」応援マネージャーに決定!「高校サッカー選手権は冬を熱くしてくれるもの」【インタビュー】」(プレスリリース)、日本テレビ放送網、2025年10月22日。2025年10月22日閲覧。
- ^ “手越祐也の思い詰まったT.N.T新曲「未来へ」が「高校サッカー選手権」応援歌に”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2025年10月7日). 2025年10月7日閲覧。
外部リンク
- 第104回全国高等学校サッカー選手権大会のページへのリンク