第1、第2の哨戒 1942年2月 - 6月とは? わかりやすく解説

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第1、第2の哨戒 1942年2月 - 6月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/26 20:41 UTC 版)

グレナディアー (SS-210)」の記事における「第1、第2の哨戒 1942年2月 - 6月」の解説

2月4日グレナディアー最初哨戒日本近海向かった2月9日ミッドウェー島燃料補給して出港するが、出港直後に9番発射管外装扉が開かなくなるという事故が発生し事故原因帰投するまでの間は特定できなかった。2月26日には、ポンプ室水浸しになる事故発生する哨戒では何隻か目標発見し3月7日午後に北緯3638東経14100分 / 北緯36.633度 東経141.000度 / 36.633; 141.000の地点で2隻の輸送船発見し特設運送船朝日山丸(三井船舶、4,550トン)に魚雷命中させて撃破した3月23日グレナディアー48日間行動終えて真珠湾帰投艦長ウィリス・A・レント英語版中佐アナポリス1925年組)に代わった。 4月12日グレナディアー2回目の哨戒東シナ海向かったグレナディアー予定哨戒海域は、上海横浜台湾長崎の各航路交差しているとみられた。4月25日昼ごろ、北緯3009東経14308分 / 北緯30.150度 東経143.133度 / 30.150; 143.133の地点を西航中のグレナディアーレーダーで5マイルから6マイルの距離に航空機探知し、急速潜航を行う。一方空母祥鳳艦載機潜航しつつあるグレナディアー発見し三発の爆弾投じるグレナディアー打撃与えるには至らず、特に三発目の爆弾グレナディアーから離れた所に落ちた5月1日夜、グレナディアー北緯3205東経12741分 / 北緯32.083度 東経127.683度 / 32.083; 127.683の地点貨物船発見し魚雷3本発射して2本を命中させ撃沈したグレナディアー日本とばかり思っていたが、実は同盟国ソ連船アンガルストロイ(4,761トンであった。アンガルストロイは、4月18日ドーリットル空襲の手引きをしたのではないかという疑い一時拿捕され、4月28日釈放されたばかりであった2日後5月3日には小型トロール船小型貨物船橋立型砲艦思しき艦艇発見するが、攻撃するには的が小さかったり距離が遠すぎるなどの理由攻撃しなかった。5月4日から6日までは価値ある目標求めて鹿児島湾口に移動して哨戒したが、サンパンしか見なかったので再び西航する5月8日夜、グレナディアー北緯3045分 東経12740分 / 北緯30.750度 東経127.667度 / 30.750; 127.667の女島灯台南南西255キロ地点馬公に向かう第109船団発見した1935分、グレナディアーは最も大型貨客船大洋丸日本郵船14,457トン)に向けて魚雷発射した後部に1本、前部に2本命中させ、大洋丸積荷カーバイド発火して船体傾斜し21前後沈没した大洋丸には南方占領地赴任する学者技術者、および経済発展従事する予定要人台湾烏山頭ダム建設携わった水利技術者八田與一多数乗船していたが、そのほとんどは死亡しこれらの人材喪失日本の占領運営ひいては戦争遂行努力に対して少なからぬ打撃与えた5月12日にも500トンから1,000トン程度小型船発見する5月25日グレナディアーミッドウェー島近海急行するよう命令を受け、5月30日には指定され海域到着日本艦隊ミッドウェー島接近しつつあり、グレナディアーは他の潜水艦とともにミッドウェー島西方配備された。アメリカ艦隊日本艦隊300年間で最初の敗北与え海戦勝利したグレナディアー59日間行動終えて真珠湾帰投し、グレナディアー艦長ブルース・L・カー少佐アナポリス1931年組)に代わった。

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