第1、第2の哨戒 1943年1月 - 6月とは? わかりやすく解説

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第1、第2の哨戒 1943年1月 - 6月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 22:20 UTC 版)

ソーフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第1、第2の哨戒 1943年1月 - 6月」の解説

1月31日、ソーフィッシュは最初哨戒日本近海向かった哨戒中に何隻かの船を攻撃してそれらを撃沈あるいは損傷与えた判断した。しかし、戦後日本側及びアメリカ側資料注意深く確認すると、ソーフィッシュは最初哨戒では日本に対して戦果挙げていなかった。2月17日朝、ソーフィッシュは北緯3045分 東経135度30分 / 北緯30.750度 東経135.500度 / 30.750; 135.500の地点レーダーにより2隻の輸送船やってくるのを探知魚雷3本発射して命中させ1隻を撃沈。陽が高く上って視界もよくなり、新たな輸送船やってくるのが見えた。それらは、当時中立立場にあったソ連貨物船だったが、観測していたサンズ艦長商船翻るソ連船舶旗を見て日本ソ連船舶旗を掲げてソ連船に成りすましている」と思っていたが、次々と現れる4隻のソ連船舶旗を掲げた輸送船見て、そうではないことを悟った夜になって浮上攻撃輸送船に対して魚雷3本発射魚雷命中し目標沈没した。ところが、昼間見た商船群がソ連輸送船ならば、朝と夜に撃沈した2隻の輸送船も、実はソ連のイルメン (Ilmen、2,369トン) とコラKola、4,994トン) だった。ソーフィッシュは誤認撃沈をしたこととなった2月21日夜、ソーフィッシュは北緯2930東経13300分 / 北緯29.500度 東経133.000度 / 29.500; 133.000の沖大東島沖で特務艦大瀬発見し魚雷二度わたって3本ずつ発射撃沈判断したが、大瀬小破とどまった3月6日午後に北緯3053東経13238分 / 北緯30.883度 東経132.633度 / 30.883; 132.633の都井岬沖でパラオからの陸軍輸送船3隻を発見し魚雷3本発射魚雷陸軍輸送船くらいど丸(南洋海運、5,497トン)の機関室命中し、これを撃破した帰途途中3月20日には、北緯3250東経15158分 / 北緯32.833度 東経151.967度 / 32.833; 151.967の地点特設監視艇新勢丸を発見。3インチ砲と20ミリ機銃損傷与えた3月25日、ソーフィッシュは53日間行動終えてミッドウェー島帰投した。 4月15日、ソーフィッシュは2回目の哨戒日本近海向かった5月5日夕刻、ソーフィッシュは北緯3405東経13735分 / 北緯34.083度 東経137.583度 / 34.083; 137.583の大王崎近海輸送船白海丸(北日本汽船、2,921トン)と水雷艇真鶴発見し魚雷を4本ずつ発射して2本を白海丸に命中させて撃沈したが、真鶴には命中しなかった。2週間後の5月20日夜に北緯3245分 東経13635分 / 北緯32.750度 東経136.583度 / 32.750; 136.583の地点で、駆逐艦護衛配した大型艦6隻を発見4月18日戦死した連合艦隊司令長官山本五十六元帥遺骨載せ、またアッツ島の戦い支援に向かうため横須賀向かっていた戦艦武蔵などから成る艦隊発見したソーフィッシュは、艦隊におよそ8,200メートルまで接近し約2時間追跡したが、最終的に悪天候の中見失ってしまった。6月6日、ソーフィッシュは53日間行動終えて真珠湾帰投した。

※この「第1、第2の哨戒 1943年1月 - 6月」の解説は、「ソーフィッシュ (潜水艦)」の解説の一部です。
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