第1、第2の哨戒 1943年4月 - 8月
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「ピート (潜水艦)」の記事における「第1、第2の哨戒 1943年4月 - 8月」の解説
4月2日、ピートは最初の哨戒でトラック諸島およびソロモン諸島海域に向かった。4月13日、ピートはグリニッジ島を偵察したが何も見つけられず、トラックとラバウルおよびカビエン間の航路に哨区を変え、翌日に到着した。4月17日朝、ピートは南緯00度20分 東経153度26分 / 南緯0.333度 東経153.433度 / -0.333; 153.433の地点で2隻の輸送船、2隻の駆逐艦、1隻の小型艇からなる輸送船団を発見するが、護衛の駆逐艦がピートを発見したため潜航避退を強いられ、ピートは9発の爆雷攻撃に耐えた。5月5日夜には、南緯00度24分 東経148度25分 / 南緯0.400度 東経148.417度 / -0.400; 148.417の地点で聴音とレーダーを頼りに目標に向け魚雷を3本発射し、1本が命中したと判断された。5月11日から12日にかけては、オックスフォード岬を偵察した。5月20日、ピートは48日間の行動を終えてブリスベンに帰投した。 6月10日、ピートは2回目の哨戒でビスマルク諸島方面に向かった。6月28日、ピートは北緯01度47分 東経151度46分 / 北緯1.783度 東経151.767度 / 1.783; 151.767の地点で海洋観測船天海を発見し、魚雷を2本発射して1本を命中させ撃沈した。7月7日午後には、北緯00度25分 東経147度27分 / 北緯0.417度 東経147.450度 / 0.417; 147.450のアドミラルティ諸島北方で、2隻の駆逐艦に護衛された特設運送船(給油)神国丸(神戸桟橋、10,020トン)を発見し、魚雷を3本発射、うち2本を命中させ小破させた。8月4日、ピートは53日間の行動を終えてブリスベンに帰投した。
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