第1、第2の哨戒 1943年6月 - 10月とは? わかりやすく解説

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第1、第2の哨戒 1943年6月 - 10月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/26 20:51 UTC 版)

ジャック (潜水艦)」の記事における「第1、第2の哨戒 1943年6月 - 10月」の解説

6月5日ジャック最初哨戒日本近海向かった6月20日朝、ジャック北緯3403東経13949分 / 北緯34.050度 東経139.817度 / 34.050; 139.817の地点で1,500トントロール船発見し魚雷3本発射する回避される。6月26日未明には、北緯3313東経13903分 / 北緯33.217度 東経139.050度 / 33.217; 139.050の八丈島沖で5隻から成る第3625船団発見。4隻の目標に対して魚雷を計10発射し特設運送船東洋丸(沢山汽船、4,163トン)の後部に1本、海軍徴傭船彰山丸(山本汽船、5,857トン)に2本の魚雷命中させて撃沈続いて残る目標対し魚雷を1本ずつ発射した回避され、また護衛特設砲艦平壌丸(朝鮮郵船、2,627トン)の爆雷か、彰山丸の沈没の際に爆発した搭載爆雷影響で、船体25度傾いて深度116メートルまで押し下げられたが、ダイカース艦長確実に東洋丸と彰山丸の沈没潜望鏡越し確認した6月27日から7月3日までは相模灘などで哨戒7月4日午後ジャック北緯3433東経13837分 / 北緯34.550度 東経138.617度 / 34.550; 138.617の御前崎沖で第7704船団発見し魚雷3本発射魚雷は1本が輸送船日久丸(日産汽船、6,529トン)に命中し、これを撃沈したジャックは東に向かい7月8日には北緯3656東経14105分 / 北緯36.933度 東経141.083度 / 36.933; 141.083の地点で「赤城丸輸送船」を発見し魚雷3本発射した命中しなかった。7月19日ジャック40日間行動終えて真珠湾帰投した。 9月5日ジャック2回目の哨戒日本近海向かった9月26日ジャック北緯3345分 東経14122分 / 北緯33.750度 東経141.367度 / 33.750; 141.367の地点で「神風型駆逐艦」と思しき艦艇発見し魚雷を4本発射した命中しなかった。しかし、哨戒自体9月24日に第2エンジンクランクシャフト破損し残りエンジン逐次破損したため中止となった10月10日ジャック30日間行動終えて真珠湾帰投。「H.O.R.エンジン搭載艦は1隻残らず、暫時エンジン換装するように」という合衆国艦隊司令長官兼海作戦部アーネスト・キング大将命令により、メア・アイランド海軍造船所回航されて、甚だ旧式トラブル多く信頼性欠けていたH.O.R.エンジンを、本来搭載されGM社製278A16気筒エンジン換装した。ダイカース艦長後年、「H.O.R.エンジンのせいで、30隻から40隻もの日本船が保たれた」と回想している。

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